おうまさん

SEのふりをしながら趣味をやる。

2017年秋のヘッドフォン祭に行ってきた

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1. はじめに

2017年秋には様々なメーカより新作のヘッドホンが発表された。11/3(金)と11/4(土)に実施された秋のヘッドホン祭にてこれら新作が展示され、実際に試聴が行えたので今回は「試聴したハイエンドヘッドホン」と、「聴いた際の印象」を述べる。

なお、静かな会場や上質な電源環境で試聴したわけではないため、多少の認識の違いや個人の捉え方についてご了承いただきたい。

※ヘッドホンの撮影はどのメーカからも快く承諾していただき、とても親切にしていただいた。

 

2. 試聴ヘッドホン

2017年秋のヘッドホン祭で試聴したヘッドホンは8つある。

LCD-4, LCD-MX4 (AUDEZE)

・SONOROUS VIII, D8000 (final)

・Edition15 (ULTRASONE)

・ATH-ADX5000 (オーディオテクニカ)

・HD660S (SENNHEISER)

SR-007A (STAX)

 

3. LCD-4, LCD-MX4 (AUDEZE)

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実は今回が初試聴であり、LCD-4は以前からの購入対象としていた。今回、プロユースヘッドホンのLCD-MX4を含め両方試聴したが、両者ともまず音の弾け具合に驚いた。特に電子音については音が伸び縮み、最終的には発散するかのごとく耳を覆った。聴きやすく、特に癖のない印象をもったのがLCD-MX4、個性を感じたのはLCD-4であった。

この価格帯(35-45万)になってくると、自宅のオーディオシステムよりも1ランク上がった音が楽しめそうだなと思った。まだあまりAUDEZEの製品に馴染めていないため、今後も何回か試聴を繰り返して導入を検討していきたいと思っている。

個人的に導入したいのは、個性的な繊細さ、ダイナミックさを演出してくれたLCD-4である。重さは普段自宅で鍛えられているからか、両者ともあまり重量を感じなかった。

 

4. SONOROUS VIII, D8000 (final)

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FinalのブースではSONOROUS VIIIが展示されていた。高域がキツく感じることはなく、ドラムなどの低音は高品質で実際に演奏されているような音が鳴っていた。軽い音と重い音がきちんと区分けされていて、なおかつボーカルは前に出てきたり、時にはバックの音楽の後ろに入ったりと動きが感じられたのが印象的だった。

次に、上の画像に示したD8000を試聴した。D8000は整理券を貰わないと試聴できなかったが、運良く入手できた。別室の試聴部屋へと案内があり、とても静かな環境で試聴させていただいた。ラブライブの「Snow halation」をはじめ、様々なジャンルの音源を全てハイレゾで試聴した。

D8000の第一印象としては、音がクリアで基礎がしっかりとした重いサウンドであった。音の空間表現も多彩で低域から高域までしっかり網羅されていた。ザ・自然という感じでSR-009とじっくり比較してみたい。自宅で改めてSR-009を聞いたところ定位は似たような感じを受けた。低音はSR-009の方が力強く出ている印象であったが、D8000もアンプや電源による味付けで更なる力を引き出せるかもしれない。

ちなみに、自宅に帰ってからTH900mk2でSnow halationを聞いたらTH900側が淡々と鳴っているような印象を受けてしまった。D8000の「重いサウンド」はここで気付くことができた。平面磁界型の特性を活かしつつ、ダイナミックさも演出した良いとこ取りの機器であるということを認識した。

 

5. Edition15 (ULTRASONE)

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ヘッドホン祭の会場についたら、なぜか発表されていたヘッドホン。取り急ぎクラシック、ロック、女性ボーカルを試聴した。印象としては低音がよく鳴っており、ボーカルはバックで流れている低域と高域の狭間にいるような感覚だった。全体的にバランスが良く、様々な音楽ジャンルに適していると思われる。実に開放型ダイナミックらしい音が聞けたと感じる。そしてなにより、Chord Electronics DAVEを経由してEdition15を聞けたことを光栄に思う。

価格は36万。

 

6. ATH-ADX5000 (オーディオテクニカ)

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個人的に今回目玉だったヘッドホン。ヘッドホンアンプはLUXMANのP-750u、バランス接続で海外の音楽を何曲か試聴した。まず、ヘッドホンアンプのボリュームは10時と11時の間が丁度良かった。これは、自宅のP-700uでT1 2nd Generationを再生する際のボリューム位置と同等である。

外観について補足すると、バランスケーブルの太さがかなり太い。自宅のTH900mk2よりも一回り太い感じで、直径7-8mmほどあるのではないかと思うほどであった。また、ヘッドホンの重さは軽い方だと見受けられる。

音については、開放型らしい優しめの音で包み込んでくれた。低音が強いこともなく高音もキツくなく全体的に統制がとれている感じがあった。音場感を提供しつつも解像感もあるフラット志向?ただメリハリもあり、ボーカルも丁度よい位置にいる。言葉で表すのは中々難しい。

 

7. HD660S (SENNHEISER)

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HD660Sを視聴するにあたり、ヘッドホン祭に行く前に自宅で入念にHD650を聞いてから出掛けた。実際に会場でHD660Sを聞いてみるとHD650のような音の厚みというよりかは全体がクリアになった感じで、低音もより強く出ている感じがした。ちなみに使用されていたヘッドホンアンプはゼンハイザーのHDVD800で、アンバランス接続。

本当にHD650ディスコンにしちゃうの?と思うほど違いが感じられた製品だった。個人的にはこのままHD650をリファレンス機として運用していく予定だが、新たにヘッドホンを導入する方にとってはHD650と同様にコストパフォーマンスに優れたオススメしやすいものとなるだろう。

 

8. SR-007A (STAX)

SR-007ASRM-T8000を接続して聞いたことがなかったので寄ってみた。自宅のSR-009と比較してみると、やはり007Aはクラシックに強いなと思った。ボワーンと鳴って響いている感じでダイナミック型とはまた違う味を出してくれる。

春のヘッドホン祭ではDACLUXMANのDA-200 or DA-250だった気がするが、秋のヘッドホン祭ではDA-06に変わっていた。

なお今回はSTAXからアンケートはなく、帰る際は技術開発部長さんに会釈をしてきた。

 

9. まとめ

今回の秋のヘッドホン祭は、非常に充実しており自身としてもうまくブースを回れたと思っている。おかげさまで、今後導入するヘッドホンの選択肢が増えてしまったが、試聴を繰り返しつつも様々なレビューを見ながら対応していく予定である。

そういえばGRADOやFOCALのフラッグシップ聞いてなかったなあとか考えているが、次回以降の課題とする。

自宅のオーディオは一旦収束したかと思えたが、以上に挙げたもう1ランク上の価格帯のヘッドホンが必要かと思われる。

 

final D8000 FI-D8PAL 平面磁界型ヘッドホン

final D8000 FI-D8PAL 平面磁界型ヘッドホン

 

 

ソフトバンク(SoftBank)における、iPhoneX-64GBスペースグレイ予約から当日受取までの振返り

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1. はじめに

現在使用しているiPhone6は、3年少し使用してきた。5分で電源が切れるなど著しくバッテリー劣化するほどである。従って、2017年秋に新作発表のあったiPhoneXに目をつけた。

なお、私はiPhone4の新作発表時からソフトバンクを契約し続けている。今年で6-7年目の契約継続となった。最近は、SIMフリーがトレンドだが通話やテザリング、ネットし放題などの充実したプランを選択したいため、未だ大手キャリアと契約している。また、MNPやSIMの取扱いが面倒くさいことも理由のひとつであり、結果的にソフトバンクとの契約が続いている。

今回は、ソフトバンクのサイトからiPhoneXを予約し、発売日(2017/11/3)に入手するまでの流れについて示す。

 

2. 基本情報

ソフトバンク優先受取クーポン対象

・iPhoneX 64GBスペースグレイを機種変更で予約

ソフトバンクは6-7年契約継続

ソフトバンク公式HPから自宅受取で予約

・予約開始から37秒で受付完了。予約順番は1400番台

 

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3. 予約開始から受取までの状況一覧

 日時(時:分:秒) 状況

2017/10/27

16:01:00

iPhoneX予約開始。予約時のサーバはアクセス集中でも鉄壁な印象で、レスポンスは早かった。

2017/10/27

16:01:37

自宅受取でiPhoneX64GBスペースグレイを選択。機種変更で予約手続完了。予約順番は1400番台。

2017/10/27

16:46:00

予約確認SMSが到着。優先受取クーポンの対象であることが告げられる。

2017/11/1

9:34:00

商品確保のSMSが到着。本申込のURLが案内される。本申込のサイトはアクセス集中により非常に重い。

2017/11/1

11:59:00

本申込完了。11/3到着希望として一括払い。

2017/11/1

12:13:00

本申込完了のSMSが到着。続いて発送手続き開始の案内SMSが到着。

2017/11/2

14:30:00

商品発送SMSは到着していないが、ソフトバンクオンラインショップのサイトで自身の状況を確認すると、「商品出荷済」と記載されていた。

2017/11/3

11:57:00

iPhoneX発売日に自宅受取。

 

4. 予約時のリスク

ソフトバンクにてiPhoneの予約をする際のリスクを以下に示す。

・優先受取クーポン対象外の場合、発売日当日の手配が不利。

⇒私より早く予約完了したのにも関わらず、11/1に本申込案内メールが来ていないという優先受取クーポン対象外の方が見受けられた。

・容量的に256GBは人気。特にスペースグレイ*256GBは競争率が高いと思われる。64GBは安定的か。

Twitterにおいても256GB予約報告は多数見受けられた。

・予約完了は1分以内が発売日到着の鍵

⇒今回はなかなかの競争率でもあり、37秒の予約完了でも予約順番は1000番を超えた。予約完了まで1分を超えた場合で、11/1の本申込案内メールが届いた方は少数だと思われる。[要出典]

 

5. まとめ

今回は、SoftBankにてiPhoneXを予約した際の流れを示した。自身としては、リスクの考慮や事前に計画を立て、万全の態勢で予約に臨むことができ、結果的に発売日にiPhoneXを入手することができた。

次回のiPhone予約時に向けて事例としてここに流れを残しておく。また今後、iPhoneを導入される方向けに本事例が参考になれば幸いである。

 

 

FOSTEX TH900mk2の音質 (T1 2nd Generation,SR-009,HD650と比較して)

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1. TH900mk2の導入

現在、自宅ではT1 2nd generation、SR-009、HD650とそれぞれ個性のあるヘッドホンを使用している。今回、これらの個性あるヘッドホン以外にも違った目線で音楽を聴きたいと思い、TH900mk2をオーディオシステムに組み込んだので他のヘッドホンとの比較を交えながら簡単にレビューする。

 

2. 再生環境

当ブログで馴染みのある以下の環境で再生を行った。今回は、TH900mk2をP-700uへバランス接続した。

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3. 音質

TH900mk2は音が透き通っており、非常にクリアな音を出してくれる。また、低音がズシズシ鳴る。よくドンシャリ系と例えられるが、実際に聴いてみて確かにそのような鳴り方をする。従って、高域は伸びるし耳に突き刺さってくる印象を受ける。

意外にも、TH900mk2の後にT1 2nd generationやHD650を聴くと、音自体について「篭ってる」印象を受けてしまった。言い換えれば、TH900mk2はそれだけ音が綺麗にクリアに出ているということだろうか。

音の広がり方は密閉型をうまく利用しているのではないかと思うくらい、広大である。ハウジングの中で音が反響しているのか分からないが、余韻のある上品な音場を提供してくれる。

ボーカルは少し離れた場所で聴いている感覚だが、そんな遠くにいる印象でもなく、あくまでも背景の音楽が全面に押し出されている感覚である。

 

4. 各ヘッドホンとの違い

今回は、低音とボーカルと音場の3つの項目で比較を行う。高域はボーカルにまとめている。なお、全てバランス接続で聴いたものとする。

  低音 ボーカル 音場
TH900mk2

スタジオの中でドラムの近くで聴いているような低音が出る。「ドォン...」「ドゥツ」とか

少し離れた箇所から声を聴いているような感覚。高い音に関してはシャンシャンする。 SR-009よりやや上回っている感覚。ソースを選ばず反響したりする。
T1 2nd

比較ヘッドホンの中では控えめ。淡々と。「ドンドン」「ボーン」とか

最も近くで声を聴いている。背景の音はボーカルより一歩引いたところで鳴らしている感覚。

どんな高域でも鳴らせそうな印象で力強く、最も特化。

標準的な音場。ソースによって伸びるところはしっかりと伸びる。
SR-009 高品質な低音でバランス良く出る。「ダァン」「ドゥン」とか やはりバランスが良く、どの音楽でもクリアで上質。完成されている。高域は高いほどキラキラしている。 コンデンサ型の特徴らしく、常に気持ちよく開放的な音が出る。
HD650 厚みのある深めの低音が出る。「ボンボン」とか 標準的。近すぎず遠すぎず、リファレンス的な存在。 T1 2ndほどではないが、ソースによって反響している。こちらも標準的。

※ヘッドホン自体の付け心地としては、TH900mk2 > T1 2nd > SR-009 > HD650の順。眼鏡あり。

※ヘッドホンの気軽さとしては、HD650 > T1 2nd > TH900mk2 > SR-009の順。

HD650は電子ピアノ接続用としたり映画鑑賞用としたり、様々な場所で活躍できる。メンテも行いやすく、あまり気を使わないところが良い。

 

5. まとめ

TH900mk2の音質についてまとめ、各ヘッドホンとの違いについても表で示した。密閉型ということで少し敬遠していた部分もあったが、実際に聴いてみると味や個性がよく感じられた。エージングで高域が少し落ち着いてくれると、自分の中では使用機会が増すと思われる。また、TH900はハウジングに傷がつきやすいところに気をつけていきたい。

今後も引き続き、オーディオテクニカの新作ハイエンドヘッドホンであるATH-ADX5000や、LCD-4などのハイエンド製品に目を向けていく予定である。

 

FOSTEX プレミアム・リファレンス・ヘッドホン TH900mk2

FOSTEX プレミアム・リファレンス・ヘッドホン TH900mk2

 

 

強迫性障害を自分で克服した時の話

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1. はじめに

私は小学生の頃、強迫性障害となった。その時の症状としては、「自分で分かっていながらも何かが不安になり、同じ行為を何度も繰り返してしまう」というものだった。

例えば、夜に教科書やノートをランドセルに入れ、明日の授業に向けた準備をする作業をしたとする。全ての準備が整い、ランドセルの蓋を閉めようとしたその瞬間、

「本当に明日の準備ができているのか?忘れ物があるのではないか?」

という不安に駆られ、もう一度ランドセルの中身を全て出し、一から準備を行う。これを何十回と行う。

当時の自分は、このままでは将来に影響が出ると思い、考え方の改善を行った結果、約半年で強迫性障害を克服した。

今回は、強迫性障害が発症した当時の原因と内容を挙げ、克服するために心掛けていた心情や行動について振り返りを行う。

 

2. なぜ強迫性障害が起きたか (原因)

私は、強迫性障害となる前に非常に神経質となっていた時期があった。

当時の小学校の意味不明なルールとして、「忘れ物1個につき、原稿用紙1枚に漢字練習を行わなければならない+先生に嫌味を言われる」というものがあった。自身としては、そんな時間の無駄になるような作業を一刻と回避すべく、日々の確認作業を絶対に怠らなかった。

しかし、その確認作業は私生活にも影響が出始める。どこかのタイミングで負の作用が働き、

「完璧にやらないと最悪とんでもないことになる」

という考えに陥る。この時点で自分は、単なる心配性なのだな、という簡単な印象を持っていた。

 

3. 強迫性障害の悪化 (内容)

心配性だと言い聞かせ、日常生活を送っていった中、症状は更に悪化していく。

具体的な異常行動を以下に示す。

・上履きを下駄箱に入れたのに、本当に入っているか不安になり何十回も出し入れする

・玄関の鍵を締める際、本当に玄関が閉まったか何十回も開け閉めする

・ファミレス等で席を立つ際、忘れ物がないか何十回も確認する

・テレビの入力切替「ビデオ1⇒ビデオ2...」を何十回も回し続ける

・電気のスイッチが本当に切れたか、何十回もON/OFFの切り替えを行う

・自分の歩いてきた道を後戻りし、気が済むまでそれをループする。

など

 

4. 克服への改善策

半年以上は、3.に述べたことを永遠と行っており、自分も嫌気が差していた。強迫性障害の方の殆どは、自覚症状があるのではないかと考える。

つまり、本当はいけないと分かっているけどやってしまう場合が多いのではないだろうか。

自身もそうだったため、どうにかして異常行動を止めたかった。そこで、「何度も行わないためにはどうすれば良いか?」について検討した。

はじめに、自分自身に暗示をかけることから行った。

・何度も行うのは、自分が気にしすぎているだけ

・今まで何度も確認して大きなミスに繋がったことはない

・周りの目を盗んでやってまで確認を行うことではない。こんなことやる自分はアホ

などといったことを異常行動する前に何度も言い聞かせる。しかし、異常行動から一歩踏みとどまるものの、大きな効果は得られなかった。

 

次に、心情だけではなく実際に行動に移してみた。なお、これが1番効果があったように思う。

・指差し確認の後、その確認対象からいち早く離れる (必要に応じて声を発する)

のみである。

黙々と異常行動を行っていると、何度も繰り返すことになるため、一度物事が終了後に、指を指して「終了したこと」を自分に訴えかける。

更に、指差し確認を行った後は一刻も早くその対象から離れ、瞬時に頭の切り替えを行う。

切り替えに移れない場合は、「もう確認したから絶対に大丈夫」ということを最も強い表現で自分に声で言い聞かせる。

これを半年行った結果、ようやく改善が見られるようになった。

これらを繰り返し行うと次第に、

「まあ大丈夫だろ」

という軽い気持ちが芽生えてくる。今の自分は、一回の確認作業で生活が成り立っている。

 

【改善策を活用した例】

・玄関のドアを閉め、鍵をかける。一度取っ手を引き、閉まっていることを確認

⇒ここで指差し確認。ドアから一刻も早く離れながら、自分自身に「閉まっていたからOK」ということを強く言い聞かせる。

・ファミレスで席を立ち、一度だけ自分の座っていた場所を確認

⇒ここで指差し確認。座っていた箇所から一刻も離れながら、自分自身に「忘れ物はない」ということを言い聞かせる。

・右で握ったものを左で握りたくなってしまう際は、右で握った時点で指差し確認。

握った対象物から一刻も離れながら、自分自身に「もう触るものは無い」ということを言い聞かせる。

 

5. まとめ

今回は、過去に自分が経験した強迫性障害の原因と内容について述べ、改善策を実践した結果について述べた。

強迫性障害は、自覚症状があるだけに非常に辛いものだと認識している。個人的には、薬で改善を図るのではなく、本人の「気持ち次第」なのではないかと考えている。

1人で改善できそうにない場合は、身近な人に助けを求めて良いと思っている(自分で確認を行わずに他人に確認させる等)。

あくまで、今回紹介した改善策は一例として捉えていただきたく、他にも多様な解決法があるかと思われる。

現在強迫性障害で、当時の自身と同じような症状で悩んでいる方向けに、何か情報が発信できていたら幸いである。

 

実体験に基づく強迫性障害克服の鉄則35

実体験に基づく強迫性障害克服の鉄則35

 

 

Canon EOS 1DXが故障した(ミラーアップ時に電源が落ちる) ⇒7/28修理完了

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1. はじめに

鎌倉の報国寺にて撮影を行おうとした際、シャッターボタンを押したところ突然電源が切れた。最後の撮影は約1ヶ月前で、落下、水没は一度もないため原因は自然故障である。

はじめは、露出の設定を間違えて10秒も露光してしまったかと思ったが、上面液晶の表記が消えているのである。また、電源をOFFにしてもミラーは上がったまま(以下、ミラーアップという)となって戻らない。

本記事では本機を故障と判断し、具体的な故障内容を述べ、実際にCanonサービスセンタにて修理見積もりをしていただいた。更に、修理後の金額と動作状況について述べる。

また、1DXに限らず同じような事象が起きた方向けに情報共有を行う。

 

2. 故障内容

・シャッターボタンを押すとミラーアップ状態を維持したまま電源が切れる。

ミラーアップ撮影ボタンを押すとミラーアップした後に電源が切れる。

・電源が切れた後、カメラボディのスイッチをOFFにしても状態は変化しない。

・バッテリーの抜き差しを行い、ボディのスイッチをONにするとようやく、ミラーアップ状態が解除される。

 

3. 事前検討(見積もり)

事前にインターネットでこの故障内容について調査したところ、他のメーカだが同じような事象が発生しているという投稿を見掛けた。シャッターモータの不具合が原因ではないかという推測がされていた。

これらの情報を念頭に置きながら、更にサービスセンタに行く前にCanonの簡易故障診断にて修理金額を見積もった。

キヤノン:サポート | 簡易故障診断 | 現象選択

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購入してから1年以上経っているため、有償修理となる。従って、最終的な簡易見積金額は以下のようになった。

 

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故障現象を見たところ、シャッター関連の不具合ではなく、電源に問題があることを確認した。

また、1DXの修理技術料金は、18,360円のため部品代は10,000円以下で済みそうであることを確認した。Canonの修理に際しては、自分で修理金額の限度を決定し、金額を超える場合には修理可否の判断を行うことが出来る。

この時点で、約3万程度出せば修理できるという準備をしておいた。

 

4. サービスセンタでの金額見積もり

実際にCanonサービスセンタへ行き、故障内容について説明を行った。その場で動作確認をしていただき、故障内容は再現された。

結果、故障原因としては電源供給部の「FP基板」に異常が発生し、部品を取り替える必要があるとのことだった。事前検討で確認していた故障原因の「電源」と一致している部分もあり、部品代も6000円代ということで、目安金額とほぼ値は一致していた。

しかし、FP基板で改善されない場合は、他の箇所(シャッタ、メイン基板)の部品交換を行うかもしれないという回答が得られた。特に、1DXのメイン基板交換の費用は高額で、ミドルクラスの一眼レフが買えてしまいそうな金額だった(技術料入れて6-7万?)。

とりあえず、サービスセンタ受取として修理を依頼した。

 

5.修理完了

修理終了後、手元に届くまで12日掛かると事前に案内があったが、7日で修理は完了した。

修理内容は、「電気制御部の不具合(FP基板)を交換致しました。」で事前に見積もった内容と同一であった。幸い、メイン基板やシャッタ関係に不具合はなかったようで、修理費は税込みで

¥24,980 (うち技術料金¥18,360)

で綺麗になって戻ってきた。ネットで確認した金額よりも安い!

非常にお買い得である。

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6. まとめ

今回は故障内容の情報共有を目的に、具体的な故障内容を述べ、事前検討及び実際に見積もりを行い、修理していただいた。

フラッグシップと位置付けられていたカメラでもあり、修理金額をケチる訳にもいかないので、当初予定していた金額を超えた場合でも最終的に修理を行う予定であったが、幸いにも予算内で修理が終了した。

修理金額含め、同じような故障が起きた方向けに少しでも参考になれば幸いである。

  

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS-1D X ボディ EOS1DX

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS-1D X ボディ EOS1DX

 

 

LUXMAN C-800fとSTAX SRM-727Aを導入

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1.はじめに

SR-009を購入したため、コンデンサ側のシステムを構築することを目的にこれまで様々な記事で導入機器の検討を行ってきた。今回、最終的にSTAXSRM-727Aをボリュームパスとして運用し、音量調節をLUXMANのコントロールアンプであるC-800fで行うよう構成したので、選定理由と音質について述べる。

 

2.SRM-727Aの導入経緯

SRM-T8000とSRM-727Aでどちらを採用するか悩んでいたが、以下の2点のことを考慮した結果、SRM-727Aの採用に至った。

SRM-T8000の真空管はメンテナンスの頻度としては5-7年で良いものの、発熱と寿命の観点でかなり扱いに気を遣う。ダイナミック側のシステムでも電源を数時間つけっぱなしは普通だったため、コンデンサ側でも同じように扱いたい。

・「SRM-T8000」の価格と「SRM-727A+コントロールアンプ」は同等の価格。SR-009専用にSRM-T8000を導入するよりも、コントロールアンプを導入し音質向上を図りながら将来を見据えてパワーアンプ、スピーカ等用に拡張性をもたせておいた方が安心。

 

3.C-800fの導入経緯

コントロールアンプは予算的にAccuphaseのC-2420とLUXMANのC-800fとで選択を悩んでいた。

各メーカの音の特性を調査したところ、Accuphaseは正確さを主とし、大きな味付けはせず緻密な印象を受けた。対してLUXMANは音にメスを入れ、程良い派手さを交えた音作りをしている印象を受けた。個人的には曲に対して坦々とせず、飽きのないボリュームのある音を好みとしているため、どちらかというとLUXMANの方が合っていると思われる。

また、DAコンバータやヘッドホンアンプ等はLUXMANの製品を使っていることもあり、ある程度メーカーは統一してシステムの一貫性を出していきたいこともあった。正直Accuphaseの製品形態を一から全て把握することができず、個人的によく関わりのあるLUXMANの方が製品知識としてはあったため、フルバランスに対応したC-800fを選択することとなった。

 

4.現状のシステム

現システムを図に表すと以下のようになる。本記事で取り扱っているコンデンサ側のシステムは、図の右側である。DA-06でアナログ変換された信号をラインセレクタであるLS-X0iでダイナミック側のP-700uとコンデンサ側のC-800fに随時切り替えられるようにしている。

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STAX SR-009

STAX SR-009

 
LUXMAN C-800f

LUXMAN C-800f

 
STAX ドライバーユニット SRM-727A

STAX ドライバーユニット SRM-727A

 

 

5.SRM-727AとC-800fを組み合わせた音質

SRM-727Aのボリュームパスを使用し、SRM-727AにC-800fを接続して音を聞いた感想を述べる。

結論から言うと、C-800fを介さずにSRM-727A単体で聞いた場合と比べて、音の広がりが格段に向上した。

SRM-727A単体の使用だと、「ダイナミック側のシステムで聞いた音の解像度が向上した音」が鳴りつつも直接音が耳に届く感じがあったため、ダイナミック側との大きな差別化が図れなかった。

しかし、C-800fとSRM-727Aを組み合わせた場合は、量販店の試聴時と同じように「最高の音質でどこから音が鳴っているのか分からない」状態となり、求めていた音質に辿り着いた。

具体的に言えば、ヘッドホンを装着しているのにも関わらず、音が頭の周りを包み込み、空間が支配されている印象を受ける。よく例えられるコンサートホールにいるような感覚である。

※余談だが、SRM-727Aとは別にC-800fにLUXMANのP-700uを接続し、ダイナミック側での音質向上も狙ってみた。P-700uにはボリュームパス機能はないため、C800fのボリュームとP-700uのボリュームを2段階で介す形となる。結果は「C-800fを介さない方が良い」ことが分かった。やはり、ボリュームを2回通すことによって音質は劣化している印象を受けた。ボリュームパス機能が無いヘッドホンアンプには、アナログの入力から出力まで単一のシステムとして機能を任せておいたほうが良いことを実感した。

 

6.まとめ

本記事では、コンデンサ側のシステムを構築するにあたっての導入経緯を紹介し、実際にLUXMAN C-800fとSTAX SRM-727Aを組み合わせ、SR-009で音を聞いた際の感想を述べた。

ダイナミック側とコンデンサ側のシステムが充実し、ヘッドホンオーディオは一旦終着点に達した。本システムの構築に至るまでネットの情報を頼りに、時には量販店へ足を運び試聴を行った。一般のオーディオに特化した店舗は敷居が高く、店員とのコミュニケーションが密に図れなければ私のようにネットで自ら情報収集を行うしか方法はない。

今後はスピーカーへ目を向けていくことになるが、導入に至るまではまだまだ時間を要する見込みである。パワーアンプやスピーカーの知識もまだ無いため、引き続きオーディオに関しての情報収集は行っていく予定である。

 

P-700uの電源ケーブルをJPA-15000に変更した

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1.はじめに

現在は、以下のような構成で音楽を聞いている。*1f:id:umauma2011:20170520111116p:plain

この中で1番性能を上げやすくする手法としては、ヘッドホンを変更する事と電源ケーブルを変更する事である。

今回は、電源ケーブルの中でも評判の良いLuxmanJPA-15000を購入したので導入した効果を述べる。なお、電源ケーブルと同じメーカでありヘッドホンアンプであるP-700uに適用すれば、1番音質向上の効果が得られると思われるため、記事内ではJPA-15000をP-700uに接続した際の感想を述べる。

 

2. 試聴環境

PC -> HP-A8 -> DA-06 -> P-700u(電源ケーブルJPA-15000適用)

使用したヘッドホンはT1 2nd GenerationでP-700uにアンバランス接続。

再生ソフトウェアはfoobar2000。音源はどうぶつビスケッツ×PPPの「ようこそジャパリパークへ」(FLAC48kHZ)。

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3. JPA-15000導入の所感

P-700uにJPA-10000を接続した際と比較すると、JPA-15000では音量ダイヤルが同じでも全体的に音のダイナミックさが向上している。では、JPA-10000の音量を上げればJPA-15000の音と同じかと聞かれれば違う。ダイナミックさに加えて音の深みや質感の向上も感じられた。JPA-15000を接続した後にJPA-10000で聞いてみると、音が単純にノッペリ気味に聞こえてしまった。

以前P-700uとTA-ZH1ESを比較した際、「P-700uは飛行機に乗っている感覚」と表現した。

JPA-10000からJPA-15000に切り替えた際の気持ちの感覚としては、リージョナルジェット機からボーイングの大型ジェット機に乗り換えたような感じである。迫力とダイナミックさがJPA-15000の武器であると感じた。

 

次に、実際に曲を試聴していく中で大きな変化を感じた点について述べる。

今回試聴した「ようこそジャパリパークへ」では、曲の中でよくシンバルがリズムを刻んでいる。JPA-10000ではこのボーカルの裏で鳴っているシンバルが、なんとなく表現されていたがJPA-15000ではしっかりとシンバルの余韻まで鳴らしてくれた。具体的に書けば、

JPA-10000のシンバル「ツーツーツー...」

JPA-15000のシンバル「ツァァツァァツァァ...」

といったような感じである。

 4.まとめ

今回は、電源ケーブルJPA-10000からJPA-15000に切り替えた際の違いと、試聴して感じたことについて述べた。

ケーブルに高額なお金を出したことはなく、今現在構成しているアナログケーブル類は全てBELDENで統一している。唯一電源ケーブルは音への変化が起きやすいと言われていたが、その変化を感じることが出来た。

ヘッドホンにおいてまずは安価で音の違いを楽しみたいのであれば、コントロールアンプの導入よりも電源ケーブルから着目してみても面白いと感じた。

*1:LS-X0iはXLRセパレータで将来的にコンデンサ型のシステムと繋ぐ。