おうまさん

SEのふりをしながら趣味をやる。

SRM-727AとSRM-T8000、どちらを買うか

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1. はじめに

2017/4/28の昼頃、SATX SRM-T8000が発表された。

現時点でトップモデルのSRM-T8000と、これまでSTAXのドライバとしてハイエンドであり続けたSRM-727Aについて簡単な印象を述べる。

 

2. SRM-T8000の印象

 

これまでのドライバと比較して圧倒的に綺麗な音を追求している印象。ノイズ除去や音質劣化を防いだ構造になっている。

また、拡張用のオプションスロット(LINE4の下、ネジで止まっている部分)が存在し、トップモデルとして徹底的かつ拘り抜いた製品であると感じた。

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STAXから新たなトップモデルドライバが発表されると噂されていた時、半導体式/真空管式か議論があったが、最終的にハイブリッド型という形となっている。

また、中身がぎっしり詰まっているという話もあったが、実際に中身を見ると盛り沢山で、未知なる音質を秘めているような雰囲気を感じる。

 

3. SRM-727Aとの印象

個人的には、真空管のメンテナンスが定期的に必要なSRM-007tAは購入対象から外れていた。また、SRM-727Aのしっかりした音が好みであったため、出力段が半導体型のSRM-727Aを軸として購入を考えていた。

SRM-T8000は、新ドライバも半導体式で...と思っていた部分もあったが、初段に真空管を用いており、更にオプションスロットが用意されていることから、SRM-007tAと同様に維持が大変になりそうな感じはある。

価格の面においては、予想を超える値段設定でSRM-T8000は60万を超えており、SRM-727Aの価格の5倍ほどはある。

なお、SRM-T8000ではオプションスロット使用時と未使用時で消費電力に差があるが、こちらについては「音」が聞ければ良いと思っているので特に気にしていない。

これとは別で、SRM-727Aではボリュームパスが可能だが、SRM-T8000もダイレクトモードが搭載されている。個人的には安価な方のSRM-727Aに別のプリアンプを接続して音質向上を図ってみるのも面白いと思っている。

実現する可能性は限りなく低いが、例えばAccuphaseのC-2420またはLuxmanのC-800fをセカンドユーザとして購入し、それにSRM-727Aを接続する構成にした場合、新品でSRM-T8000を購入するよりも別な楽しみがあると思っている。

しかしながら、やはりトップモデルとしての興味も薄れることがなく、欲張ってプリアンプとSRM-T8000を組み合わせてみたいという思いもある。

現時点では、メンテナンス性を考慮しない「SRM-727A」を購入対象として見ているが今後自分の中で方向が変わるかもしれない。

従って、最終的には以下の図のような構成にしたい。ダイナミック型の構成は既に完成しているため、新たに追加する部分は右の構成部分である。DA-06から受け取ったバランスでのアナログ信号をLS-X0iで随時切り替える方式にしている。

しかしこのような構成だとプリアンプ導入により、接点が多くなり音質劣化のリスクが考えられる。最適化の必要があると考えている。

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4. 今後に向けて

実は今回の発表に向けて、STAX SR-009を購入している。

STAX(スタックス) 静電型イヤースピーカー SR-009

STAX(スタックス) 静電型イヤースピーカー SR-009

 

従って、いずれは必ずSRM-T8000 / SRM-727Aのどちらかを購入することになる。

どちらも2017/4/29・30に開催される「春のヘッドフォン祭」に展示される予定のドライバであるため、もちろん自身としても現地へ聴き比べに行く予定である。

当日は、

SRM-T8000とSR-009との相性

SRM-T8000に搭載されるオプションスロット

・メンテナンス頻度

を念頭におくつもりである。

なお、ヘッドフォン祭でSRM-T8000を聴いた際の印象については、再度記事として述べる予定である。

実際に現地でSRM-T8000を聴いてみて、これまでに無い衝撃を受けることを期待する。

 

⇒2017/4/29 追記)実際に行ってきた

⇒2017/6/10 追記)  実際にSRM-727Aを導入した

HTMLを覚えたての人が作るホームページにありがちなこと10選

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1. はじめに

私はHTMLをはじめてから12年、CSSjavascriptを本格的にはじめて1年が経つ。

現在は無茶なコードを書きながら流行りのデザインを取り入れ「表面上は見栄えの良い」サイトを作成している。

最近はマテリアルデザインやレスポンシブWEBデザインなど、技術の発達とともにお洒落なサイトが増えてきたが、今回はそれに反して「HTMLをはじめたての人がホームページを作った時にありがちなこと」というテーマでお洒落なデザインを紹介するのではなく、10年以上前によく見掛けたダサいページに必ずと言っていいほど存在したページのデザイン例を10個紹介していく。

もちろん私も、HTMLをはじめたての頃は当時流行っていたYahoo!ジオシティーズでアマチュア感丸出しのサイトを作成していた。もちろん現在は当時作成したホームページを見ると広告まみれである。

 

2. ありがちなこと10選

さっそく、いくつかの「ありがちなこと」について述べていこうと思う。内容は箇条書きや実際にHTMLで紹介していく。

① とりあえず利用規約のリンクを作る

・荒らしはやめてください。荒らし禁止という規約を設けたがる

・当ホームページはリンクフリーです。と、誰もリンクしないのに一応書いておく

・<CENTER> <BR>を多用する。

・一応ホームページのバナーを作っておく

 

② 「◯◯のホームページにようこそ」を左右にスクロール

・HTML界のHello Worldと私は呼んでいる

◯◯のホームページにようこそ

 

③ 至るところが工事中

メニュー 工事中
利用規約 工事中
リンク集 工事中

 

キリ番ゲッターを作る (掲示板で報告は強制)

・トップページに「キリ番の方は掲示板で報告してください」と促す

・結局自分がキリ番を踏んで自演自作みたいになる

 

⑤ スタートページに設定、お気に入り登録ボタンを設置

・とりあえずHTMLの便利な機能を詰め込んでいく。

GoogleやYahooの検索窓を設置しておく

・使わないけどとにかくぶち込んでおく

 

隠しページを作る

・トップページの背景を白に、かつリンクの色を白にするとページのどこかを選択しない限り表示されなくなる。誰かが見つけてくれれば、という期待を込める

隠しページのリンク先は大抵クオリティの低いコンテンツかチャットルーム

・◯秒後にジャンプします ←不要

 

⑦ お問い合わせフォーム

・テキストボックスに文字を入力して送信ボタンを押すと何故かOutlookが立ち上がる

XSS未対策など、とにかくガバガバな仕様

 

⑧ 画像にマウスカーソルを載せると画像が震えたり別な画像に切り替わる

・やたらと特殊効果をつける

・画像をクリックするとミニゲームがはじまる場合がある

 

⑨ 掲示板設置

・放置してると出会い系の書き込みで埋もれるという事態に

・途中から自分の日記を書きはじめる

 

⑩ サイトを開くと音楽が流れる

・最強な機能。最も不要

・BGMはネットから拾ってきたMIDI

 

3. まとめ

本記事では、HTMLを覚えたての人がホームページを開設した際にありがちな10個の例を示した。

不用意にJavascriptを埋め込むと、危険なサイトとして認識されてしまうため、具体的な例が少数となってしまったことをお詫びする。

最近では、非常に分かりやすい本やサイトを参考にしながら自分でサーバをたてたり、CSSを駆使して綺麗なホームページを作成している方が多くなってきたように思う。

その中で今回挙げた例で応用できそうなものは「お問い合わせフォーム」くらいだろうか。

WEBデザインも年々変化していくので、トレンドを押さえながら美しくシンプルなページを作成していきたいものである。

RHA MA750を半年以上使用してみた感想&故障しても保証が効いた

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1. はじめに

昨年の夏にイヤホンであるRHA MA750を購入し、半年以上期間が経ったので印象を述べる。

また、本イヤホンについて故障した際のエピソードを述べる。

 

2. MA750購入の背景

私はMA750を購入するまで以下の低価格帯のイヤホンを所持しており、断線する度に少しずつステップアップしてきた。

iPhone純正イヤホン

パナソニック RP-HJE150-W

パナソニック カナル型イヤホン ホワイト RP-HJE150-W

パナソニック カナル型イヤホン ホワイト RP-HJE150-W

 

・ EP-630-BK

Creative インナーイヤー型イヤホン EP-630 ブラックモデル EP-630-BK

Creative インナーイヤー型イヤホン EP-630 ブラックモデル EP-630-BK

 

・HA-FX3X-B

JVC HA-FX3X-B XXシリーズ カナル型イヤホン ステルスブラック

JVC HA-FX3X-B XXシリーズ カナル型イヤホン ステルスブラック

 

 

これらのイヤホンは全て5000円以下で購入している。

低価格のイヤホンを乗り換えながら特に印象に残っているのは、RP-HJE150-WからEP-630-BKに変更した際の「低音がよく出ているなあ」ということだった。

昨年、ついにHA-FX3X-Bの片耳が聞こえなくなったので、これを機に更に機器をステップアップしようと考えた。

イヤホンにどれだけお金を費やすか妥協点を模索することも重要であると考え、グレードアップする際の検討項目として、私は以下の3点を挙げた。

・低価格イヤホンを圧倒する音質が欲しい

・断線など故障が起こりにくい

・1万程度の価格

 

今回記事で取り上げるRHA MA750は、

・イヤホンとして音質が評判

・ケーブルが頑丈+3年保証

・価格は1万程度

というように、検討項目と非常によく合致しており実際に購入に踏み切ったのである。更に下の画像の通り、イヤーピースも充実しており、何よりデザインが良い。接続端子付近の、まさに「オーディオ」感溢れるデザインが気に入っている。

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3. MA750の音質

・感想

MA750はそこそこ解像感があり、低価格帯のイヤホンと比較して「音全体が綺麗になった」印象である。また、キラキラした音をよく出してくれためアニソンとも比較的相性が良いと感じる。

曲の中で鳴っている楽器やボーカルは全て均一に、何かの音に埋もれること無くしっかりと鳴らしてくれる印象である。

しかしその分、平坦な音を鳴らしていると受け止められるかもしれない。確かに何かの音が味付けされて聞こえるわけでなく、曲の鳴り方を図で表すとすれば「均等な一直線」である。

そのフラットな音を好む方もいれば、ドンシャリ志向の方もいると思う。

個人的にイヤホンは移動時間に利用するためまったり長時間装着する場合が多い。従って、フラットな曲を鳴らしてくれるMA750は私にとって好みであり、何より「聴き疲れしない」のが大きな利点と言える。

 

・ヘッドホンとMA750の比較

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ジャンルが違い強引だが、試しにTA-ZH1ESにMA750とT1 2nd Generationをアンバランス接続し、聴き比べを行った。

音量を上げなければ、MA750はT1 2nd Generationを薄い板越しで聞いているような感覚だった。T1 2ndに何かフィルタがかかったような音がMA750であった。

また、曲中のシンバルの音はT1 2ndでは奥行きがありつつも控えめに鳴らしていたが、MA750は他の音と負けずと周りの音と同じ音量で鳴らしていた。この辺がフラットな音と感じさせられる。

結果的には両者の音自体は綺麗で、MA750はイヤホンとして見た場合、性能は価格的に見ても充分でコストパフォーマンスの高さを認識させられた。

 

4. 故障

今年に入り、自然にMA750の片耳出力が弱くなった。イヤホンの1番厄介なところで経験がある方も多いと思う。

MA750は3年保証ということでこの件について問い合わせた結果、最終的に新品を送付いただいた。

RHAは品質への拘りがあり、製品自体にも絶対的な自信がある中で3年保証と謳っている。乱雑な扱いをしない限り、イヤホンの耐久性や断線に不安があるならばこの製品をおすすめしたい。

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5. まとめ

今回は、RHA MA750の特徴や使用していく中で感じたことについて述べた。

最近は数万円代のイヤホンが続々と登場し、ハイエンドヘッドホンの価格にも並ぶ製品が出回っている。

その中で、どのイヤホンがおすすめかについては個人の好みによるため、この記事でもMA750の印象を述べるのみに留めている。

私としては今後も予算を検討し、試聴を繰り返しながら自分に見合ったイヤホン選びを行っていく予定である。

 

 

わたしのカメラ遍歴 (2017年度版)

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1. はじめに

私はこれまで約12年ほどカメラと共にしてきた。

そこで自身のカメラ遍歴と今後の展望を述べる。

 

2. 遍歴

2004年 オリンパス CAMEDIA C-2020Z *1

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 1999年に発売された211万画素の1/2型CCDデジタルカメラ。当時の価格は113000円ほど。

単三電池4本が必要だが純正の充電池があったはず。

大きく引き伸ばした出力をしない限りは、現在においても風景など綺麗に写る。

記憶媒体スマートメディアで、PCに取り込む際はPCカードアダプタを使用して写真を残していた。

個人としては3-4年ほど使用していた。

 

2009年 RICOH Optio E40 *2

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様々なコンパクトデジタルカメラが発売されていく中で、型落ちで9800円くらいで購入。手持ちでポケットにも収まるため、旅行先や競馬で撮るようになる。

1/2.5型で810万画素のカメラで、この年代では1000万画素超のコンデジが色々出ていた記憶がある。

単三電池2本稼働でこの辺からEneloopを使い始める。記憶媒体はSDカードでPCへの取り込みもだいぶ楽になる。

手軽に撮れるが、やはりズームの際に写真全体がザラついてしまうのが大きな課題だった。

以下の写真はOptio E40で撮影したトウカイテイオー

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※2009年はOptio E40以外に、フィルムカメラを一度経験している。結婚式の撮影依頼に応じ、MINOLTAのα3700iを使用して撮影を行った。

何故か新婚のほかに、結婚式会場のシャンデリアを撮っており苦笑した。フィルムの現像代がもったいない。

 

 2012年 Canon EOS Kiss X5 ダブルズームキット

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フィルムカメラにてローエンドの一眼を経験していたが、2012年に初のデジタル一眼レフを購入した。Canonはこのカメラ以前にも高性能なカメラをいくつかリリースしていたが、当時のエントリーモデルとしてこのカメラは非常に活気づいていた。

ダブルズームキットのため、ヨドバシカメラで12万ほどで購入したが、現在では中古で3万程度で購入できる。

AF9点、APS-Cサイズの1800万画素で記憶媒体はSDカード。

このカメラは最近まで長く使用していたほど、様々なフィールドで安定して撮影が出来るカメラである。自身としては、数々の競馬場にこのカメラを持っていき、付属の望遠レンズで多くの競走馬を撮影した。

このカメラで不満だった点は、3点ある。

・連写が3.7/秒

・シャッター音がやたらと大きい (キャッピッキャピッと言う)

・RAW + JPEGは4-5枚撮影でバッファが一杯になる

これらは競馬の撮影で大きな課題となっていた。

しかし、このカメラとは長い付き合いだったためいくつか思い入れの写真が撮れている。例えばオルフェーヴルのラストラン、パドックで撮影した以下の写真である。

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2014年 デジタルカメラの勉強を熱心に行う

デジタルカメラの原理や技術について全く語れるレベルでは無かったため、書籍で学習を行った。実際に様々な本で学習してみて、特に有益だった本は「体系的に学ぶデジタルカメラの仕組み」と「図解 デジタルカメラの仕組み」であった。

体系的に学ぶデジタルカメラのしくみ 第3版 (体系的に学ぶシリーズ)

体系的に学ぶデジタルカメラのしくみ 第3版 (体系的に学ぶシリーズ)

 

 

2015年 Canon EF70-200mm F2.8L IS II USM + Canon EOS 7D MarkII

・EF 70-200mm F2.8L IS II USM

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画質の向上を狙いLレンズに手を出した。レンズ沼の始まりである。

70-200mmはズームキットに付属していたレンズと違い、光の表現が格段とうまい。解像度は申し分なく、今でもメインのレンズとして用いている。

EOS 7D MarkII

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EOS Kiss X5での課題だった連写、シャッター音、バッファを全て解決したのが7D MarkIIであったので購入した。

AF65点、APS-Cサイズの2020万画素で記憶媒体はCF + SDのデュアルスロット。

RAWとJPEG同時記憶でも各媒体に振り分ければ、10数枚は撮影可能のため採用写真が格段にアップした。

実は、競馬のレース写真を本格的に撮り始めたのがこの時期からであったが、X5で悩まされながら撮影していたこともあって楽に撮影が行えている。

 

2016年 70-200mmを肩から落とす + Canon EF300mm F2.8L IS II USM

・香川旅行中に肩から70-200mmが落ちる

旅行中、運転士に乗車券を手渡ししようとしたが、乗車券が床に落ちてしまった。乗車券を拾おうとしゃがんだ瞬間、肩から7D2と70-200mmがズリ落ちてバスのステップを転がり回り、最終的にコンクリートに着弾したのである。

7D2は軽い打痕で済んだが、70-200mmは装着していたEXUSのレンズフィルタが歪み、取れなくなってしまった。ここでCanonのサービスセンタに依頼し、修理費約14000円で返ってきたのである。

幸いにも、レンズフィルタを装着していたおかげで前玉の損傷や汚れを防ぐことができた。カメラを落とすことは初めてだったので、このような保険は重要であると認識した出来事だった。

・EF 300mm F2.8L IS II USM

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ズームレンズしか所有していなかったため、単焦点レンズが欲しいと思い思わず購入した。主に競走馬を撮る用として現在も用いている。

実際に使用してみて、大変重量はあるがそれに見合った画質を提供してくれる。特に、画像全体がふんわり包まれるような味を出してくれるレンズである。

 

2017年

今年は、「Canon EOS 1DX」、「Canon Extender EF1.4x III」、「GITZO GT4542LS」、「Sachtler FSB6」を購入した。

・EOS 1DX

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単焦点レンズがあるからには、フルサイズとの組み合わせを試してみたく、かつてのCanonのフラッグシップ機を購入した。

現在、本機の後継である1DX MarkIIが発売されているが現在でも充分な性能を発揮する。AF61点、フルサイズの1810万画素で記憶媒体はCF + CFのデュアルスロット。

有効画素数はX5と同等だが、CMOSセンサの大きさからすると有利である。また、近年は高画素化が進んでいるが今回はそれに反して、1画素あたりに受光する面積を考慮しての1DX採用である。

このカメラを用いて驚くのが高感度撮影におけるノイズ耐性である。APS-CにおけるISO3200の撮影はノイズが出始め、中々手を出せないものであったが、1DXでは全く気にならないほどの画像が出力される。

全体的に高い性能を発揮するカメラであるため、現在ではメイン機として1DX、サブ機として7D2を運用している。

・Extender EF 1.4x III

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APS-Cで600mm超の焦点距離が必要な為、購入した。

画質は大きく劣化せず、非常に満足した画像が得られるが7D2でもAFがやや遅くなる。

しかし、遠くの被写体を捉えることが多いため集中して被写体を捉えれば苦ではない。

・GT4542LS

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これまで、980円のアルミ三脚を使用していたが重量のあるカメラが揃ってきたため、本格的な三脚を購入した。

三脚のメーカとしてマンフロット、ベルボン、スリック、ハスキーなどがあるがプロが愛用しているという安心感と、カーボン三脚*モジュール式という点に惹かれてGITZOを選んだ。

脚が太く、重さがあるが1DXと300mmを載せてもビクともしない耐久性がある。

4段あるため細かく調節ができ、花火大会などで運用を開始したいと思っている。

・FSB6

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GT4542LSと合わせるためのビデオ雲台。GITZOのシステマティックと組み合わせるためには、別にGS3321V75などのビデオアダプタが必要となる。

ビデオ雲台を選んだ理由は、ティルトとパンを複合した動きを実現するためである。これは、鳥を撮影する際に非常に有利な点となる。

また、Canon 600mmの超望遠を導入することを視野に入れているため、FSB6を選んでいる。

GT4542とFSB6を組み合わせると以下のようになり、本格的な撮影に望めると考えている。

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その他

現在使用している記憶媒体は基本的に国内正規のSANDISKを使用している。無期限保証かつ製品への安心感で利用している。

一度、SANDISKのSDカードが読み取り不能となった際も保証が効いて新品を送っていただいたことがある。

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3. 今後の展開

望遠系レンズが充実してきたので、今後は標準ズームである24-70mm F2.8を導入したいと思っている。しかし、純正では手ぶれ補正が無く、自身としては初夏に発売を予定している「SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art」が導入候補として挙がっている。

実際にこのレンズをCP+2017で確認し、現在もブラッシュアップ中ということなので、発売後の評判を見つつ検討していきたい。

同時に、高画素機の導入も検討していく予定である。

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4. まとめ

これまでのカメラ遍歴を述べ、今後の展開を述べた。

現在使用しているカメラ本体は1DXと7D2のみだが、様々な機器と共にしてきた。

今後も腕を磨きながら多種多様な撮影に望んでいきたいと思っている。

HD650とT1 2nd以外に使い分けが出来るヘッドホン

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1. はじめに

現在、ヘッドホンはHD650とT1 2ndを使用している。

今後、自身のオーディオ環境をグレードアップしていくにはどうすれば良いか考察する。

 

2. HD650とT1 2ndの使い分け

ご存じの方が多いかと思うが、HD650は低音がよく響くヘッドホンである。また、装着感が心地良く気軽に聞ける。

対してT1 2ndは高音がよく響き、音の解像感が半端ではない。また、ボーカルにおいては耳に一歩近づいて音を鳴らしてくれる。

私はアニソンやクラシック、JPOPをよく聴いている。

これらの曲を聴く際、私は以下のように2つのヘッドホンを使い分けている。

HD650

・低音がよく響く曲を聴く用*1

・ブログ執筆、ネット徘徊のBGM用

T1 2nd

・奈々様やラブライブなど女性ボーカルをガチで聴く用

・耳元でしっかり曲を聴きたい時用

・高い音がよく出る弦楽器(ヴァイオリン、ピアノ)が使用されている曲を聴く用

 

ゼンハイザー オープン型ヘッドホン HD650【国内正規品】

ゼンハイザー オープン型ヘッドホン HD650【国内正規品】

 

 

3. 今の環境で足りない要素

低音から高音までしっかりと鳴らすことには問題がないが、余韻がもう少し欲しい。特にクラシックでは、どこから音が鳴っているか分からないほどに自然に伸びがある音を求めている。

HD650とT1 2nd以外に使い分けるためには、以上の条件が含まれたヘッドホンが必要である。現在検討中のヘッドホンは3つ。

HD800、HE1000、SR-009である。

 

HD800はHD650を超える広大な音域が特徴で、家電量販店で試聴済みである。ヴァイオリンの音が綺麗かつエコーの掛かり具合が聴いていて気持ちよかった。やはりクラシックに特化していると思っている。

HE1000はSR-009と同じような系統の音を出すヘッドホンであると感じた。まさに自然で周りを包み込む音を出してくれていたが、価格が高額というのと後継機種が既に発売されてしまっているという点で中々手を出し辛い。

SR-009はHE1000と同様、今回の「自然で伸びがある音」を最大限に発揮してくれるヘッドホンでこちらも試聴済みである。こちらはクラシックのほかに、様々な音源で試聴したがどの音楽ジャンルでも奥行きのある広大な音が聞こえてきた。

 

4. 追加予定のヘッドホン

3. で挙げた3つのヘッドホンを検討した結果、最終的にはヘッドホン界の王者とも呼ばれるSR-009を購入すればHD800やHE1000を飲み込んで音を鳴らしてくれると結論づけた。また、今春にSTAXからハイエンドドライバが発表されるという話もあることから、長い目でオーディオを楽しむことができそうである。

STAX(スタックス) 静電型イヤースピーカー SR-009

STAX(スタックス) 静電型イヤースピーカー SR-009

 

 

5. まとめ

現在使用している再生環境で足りない部分を考察し、今後の展開としてSR-009を視野に入れていることを述べた。

実は、3. で述べた以外にも「ヘッドホンアンプであるP-700uをもう少し有効活用させたい*2」だとか、「電源ケーブルを変更してアンプ性能の底上げをしたい*3」だとか様々な思いが脳を過ぎっている。

まずは、3. で挙げた内容を最優先の課題とし、順次オーディオ界の発展と合わせて機器をグレードアップさせていく予定である。

*1:SELF CONTROL!!、LOVELESS WORLDなど

*2:MDR-Z1R、TH900 mk2、edition系、LCD-3かLCD-4など、とにかく導入したいヘッドホンが多すぎる

*3:Luxman JPA-15000を導入したい

東京競馬場における撮影 焦点距離編

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1. はじめに

私は一眼レフで競走馬の撮影を行っている。

photozou.jp

東京競馬場は広く快適だがレースでは、やや馬との距離もある。

レース中の競走馬を東京競馬場で撮影する場合、どれほどのレンズ性能が求められるのかは実際に撮影してみないと分からない。

今回は、何度も競馬場に足を運び、様々な焦点距離でレース中の競走馬を撮影してきたので、良い具合に撮れる焦点距離を感覚で評価する

なお、画角は一切考慮せず無理やり「丁度よく撮れる焦点距離」を大雑把に検討している。*1

 

2. 撮影環境

東京競馬場における撮影環境を図1に示す。撮影者は一般観客席の最前列からゴール板周辺にカメラを向けている状態で、競走馬は右方向に走るものとする。

焦点距離は35mm換算とし、撮影画像はトリミングなど一切加工しないものとする。

カメラはCanon EOS 1DXとCanon EOS 7D MarkII を用いた。また、レンズはCanon EF70-200mmF2.8L IS II USMとCanon EF300mm F2.8L IS II USMを用いた。

APS-Cサイズの焦点距離を35mm換算とする場合は(撮影した際の焦点距離*1.6)とする。

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図1 東京競馬場における撮影環境

3. 撮影結果

・200mm

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少し引き目だが馬全体をしっかりカバーでき、接戦のレースは横方向に安定して撮れる。接戦になりそうなレースで用いると良い。また、外ラチ沿いに来た場合は丁度よい大きさで撮れる可能性がある。しかし基本はトリミングが必要な焦点距離

・250-260mm (APS-C)

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競走馬が丁度良い大きさで枠内に収まる。もう少し迫力を出したい場合でも多少のトリミングで済む。接戦、圧勝のレースなどどんな時でも使えるオールマイティ焦点距離。個人的に1番使用頻度が高いが課題が2点ある。

・ズームレンズとAPS-Cによる撮影により、画質に妥協点がある。

・斜めからのアングルで撮影することを完全に捨て、横方向のみの撮影になりがち

・300mm

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競走馬をアップで撮れ、横方向では迫力のある写真が撮れる。圧勝のレースで用いると良い。サンプル画像のように馬全体を収められなければトリミングも出来ず、ある程度腕が必要な焦点距離。内ラチ沿いに行くほど威力を発揮する。

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300mmは上の写真のように斜め撮りで撮ることが多い。接戦でも対応可能。

・480mm (APS-C)

横方向は寄り過ぎて撮っていない。中山競馬場でも若干寄り目。斜めから撮った方が良いが、個人的には300mmで寄せ付けて撮りたい。

・672mm (APS-C)

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7D2 + 300mm + *1.4 EXTENDERで672mm。もはやダートを走っている競走馬に手が届く。ダート専用

 

4. 個人の総評

個人的に芝のレースでは、7D MarkIIで70-200mmか100-400mmを運用し、35mm換算で250mmから300mm周辺の焦点距離を狙えば、横方向・斜めなど様々な場面で運用の見込みがある。

300mmの単焦点レンズを使う場合は、ゴール直前で斜めから確実に捉えつつ、ゴール前では横方向に期待する。

競走馬の写真を撮っていて常に悩んでいるのが、「どの角度で撮れば1番美しく見えるか」ということである。

横方向で二次元的に撮れば着差を演出でき、その馬の実力を演出できるが、のっぺり感が否めない。

斜めから三次元的に撮れば競走馬の動きを表現でき、美しさを演出できるが周りを切り取ってしまう。

自身は横方向が好きで、アルバムを見てもそういう写真が多い。

カメラは常にトレードオフの関係に悩まされる。今後も場面に応じて使い分けていきたい。

 

5. まとめ

東京競馬場で様々な焦点距離で撮影を行い、撮影例を示した。

個人的に最適な焦点距離250-300mm周辺であることを述べた。

カメラの法則を無視し、大雑把な感覚で焦点距離の評価を行ったことをお詫びする。

撮影する位置取りで競走馬の見え方も変わってくるので、今回の記事を参考程度に留め、様々なフィールドで撮影をいただければ幸いである。

 

 

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS-1D X ボディ EOS1DX

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS-1D X ボディ EOS1DX

 

*1:ここが1番気になっており、自身でも途中でこの記事を書き続けて良いものか自問自答した

18年間ピアノを習い続けた結果

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1. はじめに

3歳からピアノをはじめ、22歳で上京に伴い辞めた。

ガチではなく趣味としてやっていた。

およそ18年間続けたピアノの中で感じたことを適当に述べる単なる情報発信である。

 

2. きっかけ

私は木下式音感教育を主とする幼稚園に3歳から通っていた。

音感教育では、歌を歌って音感を鍛えるほかに音楽の基礎能力を身に着ける。

国語/算数/英語学習や簡単な運動もする、非常に充実した環境にいた。

幼稚園のクラスには担任の先生が1人ついていた。

私は教室のピアノに興味を示していたらしく、やたらと弾きたがっていたらしい。

それを見た先生が、両親に「ピアノを習わせたらどうか」と提案したらしい。

覚えていないが、私は気付いたら週一ペースでKAWAI音楽教室個人レッスンをはじめていた。

 

3. 遍歴

3 - 8歳  入門・中級向けの教科書を使って淡々と曲をこなし、発表会やコンクールに出場する。

9 - 17歳   ピアノの先生が変わり、方向性が変わる。速度記号やテンポに関する勉強をしつつ、発表会、コンクール、グレード試験に挑んでいく。

18 - 21歳 たまに発表会に顔を出し、好きなクラシック曲(ベートーヴェンショパンなど)を淡々と弾く

幻想即興曲、月光1・3楽章、悲愴1~3楽章、ドビュッシー前奏曲(ベルガマスク組曲)を得意とする。

 

4. 出来事

18年やっていると、嬉しいことや辛い出来事を経験する。

嬉しいこと

・とりあえず特技の欄にピアノと書ける

・音楽のテストは100点定期

・「この曲名なんだっけ...?」と思った時に、絶対音感を利用して音階でググると曲名が調べられる

・カワイグレードテスト3級を取得した時

・大会場で大勢の人の前に立って演奏するのは中々体験できなくて貴重

・知らない人と弾く連弾が楽しい

・手が綺麗

辛いこと

・コンクール入賞経験無し

・コンクールや発表会で周りを見渡しても女の子しかいない。

・中学の頃、合唱コンクールに向けた伴奏オーディションに強制参加させられ、全く弾けずに泣きそうになる

・KAWAIグレードテスト6級の試験でこれまで経験したことのない緊張に襲われ、弾いてる途中に記憶がなくなり、不合格

・「絶対音感?パンッ!(手を叩く音) じゃあこれ何の音?」→俺「わからない」

・練習が辛い

 

5. 結果

ピアノが弾けて便利な場面もあったが、ピアノのレッスンを楽しいと思ったことがあまりなかった。

与えられた課題に対して練習に励み、週に1回ピアノの先生に指導いただくことが平凡だった。

何か自分でアクションを起こせば良かったが、ピアノのレッスンに割ける時間も少なく、何も無いままだらだらと続けてしまっていた。

後半は、先生に対して「発表会に出たくない。好きな曲を弾きたい。」と言い、ベートーヴェンショパンの曲をひたすら適当に弾いてレビューをもらっていた。

実は、この感じがテレビドラマの「のだめカンタービレ」と少し重なる部分もある。

結局、今の私は「クラシック好きおじさん」という肩書きと、「有名所の曲がなんとなく弾ける」感じになっている。

 

6. 振り返り

ピアノを続けていく中で、自分がどうするべきであったか2点述べる。

目的意識を持つ

なぜピアノを弾くのか、自分はピアノを使って何がしたいのかを明確にして取り組むべきだった。意識なく3歳からはじめたので、途中で何かに目覚めれば良かったのだが。

先生とコミュニケーションをとる

わたしはコミュ障である(唐突)。レッスン中はあまり会話も弾まず、先生から「どういう曲を弾きたいのか」と尋ねられても、簡単な受け答えしかしていなかったのである。*1

友達のような関係を築ければ、音楽面から幅広いアプローチをいただき、上達や様々な領域に踏み込めたかもしれない。

 

7. まとめ

18年間ピアノをしてきた結果を整理し、所感と振り返りを述べた。

これからピアノを習おうと思う方は、目的意識をしっかり持ちレッスンに励むと良いのかもしれない。

現在はピアノに触っていないが、近々1人だけで再開しようと思っている。目的意識は「モテたい」*2

*1:こんな私にもKAWAIの先生には良くしていただけました。やさしかった

*2:告白されたことはない

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