おうまさん

SEのふりをしながら趣味をやる。

P-700uの電源ケーブルをJPA-15000に変更した

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1.はじめに

現在は、以下のような構成で音楽を聞いている。*1f:id:umauma2011:20170520111116p:plain

この中で1番性能を上げやすくする手法としては、ヘッドホンを変更する事と電源ケーブルを変更する事である。

今回は、電源ケーブルの中でも評判の良いLuxmanJPA-15000を購入したので導入した効果を述べる。なお、電源ケーブルと同じメーカでありヘッドホンアンプであるP-700uに適用すれば、1番音質向上の効果が得られると思われるため、記事内ではJPA-15000をP-700uに接続した際の感想を述べる。

 

2. 試聴環境

PC -> HP-A8 -> DA-06 -> P-700u(電源ケーブルJPA-15000適用)

使用したヘッドホンはT1 2nd GenerationでP-700uにアンバランス接続。

再生ソフトウェアはfoobar2000。音源はどうぶつビスケッツ×PPPの「ようこそジャパリパークへ」(FLAC48kHZ)。

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3. JPA-15000導入の所感

P-700uにJPA-10000を接続した際と比較すると、JPA-15000では音量ダイヤルが同じでも全体的に音のダイナミックさが向上している。では、JPA-10000の音量を上げればJPA-15000の音と同じかと聞かれれば違う。ダイナミックさに加えて音の深みや質感の向上も感じられた。JPA-15000を接続した後にJPA-10000で聞いてみると、音が単純にノッペリ気味に聞こえてしまった。

以前P-700uとTA-ZH1ESを比較した際、「P-700uは飛行機に乗っている感覚」と表現した。

JPA-10000からJPA-15000に切り替えた際の気持ちの感覚としては、リージョナルジェット機からボーイングの大型ジェット機に乗り換えたような感じである。迫力とダイナミックさがJPA-15000の武器であると感じた。

 

次に、実際に曲を試聴していく中で大きな変化を感じた点について述べる。

今回試聴した「ようこそジャパリパークへ」では、曲の中でよくシンバルがリズムを刻んでいる。JPA-10000ではこのボーカルの裏で鳴っているシンバルが、なんとなく表現されていたがJPA-15000ではしっかりとシンバルの余韻まで鳴らしてくれた。具体的に書けば、

JPA-10000のシンバル「ツーツーツー...」

JPA-15000のシンバル「ツァァツァァツァァ...」

といったような感じである。

 4.まとめ

今回は、電源ケーブルJPA-10000からJPA-15000に切り替えた際の違いと、試聴して感じたことについて述べた。

ケーブルに高額なお金を出したことはなく、今現在構成しているアナログケーブル類は全てBELDENで統一している。唯一電源ケーブルは音への変化が起きやすいと言われていたが、その変化を感じることが出来た。

ヘッドホンにおいてまずは安価で音の違いを楽しみたいのであれば、コントロールアンプの導入よりも電源ケーブルから着目してみても面白いと感じた。

*1:LS-X0iはXLRセパレータで将来的にコンデンサ型のシステムと繋ぐ。

【2019年版】水樹奈々さんのハイスピード系なオススメ曲10選

1. はじめに

私はBPMが高い激しい曲が好きで良く聴いている。

今回は水樹奈々さんの曲の中から、個人的によく聴く「BPM高め+激しい曲」を10つ選び抜いたものを紹介する。

基準としては、スピードが速く、ボーカル以外に多くの音が付与されたハイテンションな曲を意識している。

なお、曲の紹介順については特に意味はない。

 

 

 

2. 10選

- Synchrogazer

突き進むかと思いきや、一呼吸置いてタメた後のサビが良い。歌詞が凝縮されており、聴いていて飽きず曲自体に集中できる。

Synchrogazer

Synchrogazer

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- Vitalization

多くの音が付与されたハイテンションな曲とまさに合致。

Vitalization

Vitalization

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- Exterminate

リズムの刻み方が心地よい。サビはSynchrogazerと同じく一呼吸置いているが、それとはまた違う形でサビに入る所がよい。

Exterminate

Exterminate

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- GLORIA

ボーカルの後ろでリズムを刻む「ドンドン」が非常に印象的。テンポを創り上げている時もあれば、曲の盛り上がりに対応して急かす場面もあり、聴いていて飽きない一曲。

GLORIA

GLORIA

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- 禁断のレジスタンス

曲中のフルートが心地よいが、それだけではなくI wanna fly(ハァイ) Fly(ハァイ)がよい。

禁断のレジスタンス

禁断のレジスタンス

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- VIRGIN CODE

ハイスピードといえばこの曲である。とにかく奈々様最高峰の速さを求めたい方へ。

VIRGIN CODE

VIRGIN CODE

  • provided courtesy of iTunes

 

- TESTAMENT

シンフォギアの主題曲。

TESTAMENT

TESTAMENT

  • provided courtesy of iTunes

 

- LINKAGE

曲の裏で随所に登場する( ゚д゚)アァァがよい。これにより、トラスティベルの「Leap the precipice」をやや彷彿とさせる曲。

LINKAGE

LINKAGE

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- FINAL COMMANDER

久々に自分の中でヒット。BPMが高めのシンフォギア挿入歌。オケ風なのも◎

FINAL COMMANDER

FINAL COMMANDER

  • provided courtesy of iTunes

 

- METANOIA

 GLORIAとは一味違う低音の響きと、これまでの曲調から変化のある歌を楽しみたい方向けに。

METANOIA

METANOIA

  • provided courtesy of iTunes

 

3. まとめ

自身が良く聴く水樹奈々さんのハイスピード系な曲を10つ明らかにした。

この中で紹介した曲以外でもたまに聴いているのは「終末のラブソング」「ROMANCERS' NEO」「アヴァロンの王冠」「Sacred Force」辺りである。

他にも多くの名曲が存在する。皆様も幅広い奈々様ライフを送っていただきたい。

2017春のヘッドフォン祭でSTAX SRM-T8000を聴いた

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1. はじめに

2017年4月29日(土)、春のヘッドフォン祭に行った。

中野サンプラザ11FのSTAXブースにて、SR-009とSRM-T8000の組み合わせで試聴した。

今回は、前回の記事で述べた内容を踏まえながら、試聴した感想を述べる。

umauma2010.hatenablog.com

 

2. 所感と質問事項

試聴した限りではサラサラ感というよりも、本当に綺麗な温もりのある音が聞こえた。

曲の中でヴァイオリンの音が何回か聞こえてきたが、帰りの電車内でも耳にその音が残るくらいの印象的な音が感じられた。透き通った音なのか、奥行きのある音なのか非常に言葉では言い表せない深い音だった。

SRM-727ASRM-007tAと比較しても個人的にはSRM-T8000に軍配が上がった。

SRM-T8000は音の綺麗さだけではなく、全体的に透き通った音とパワフルな音をバランス良く鳴らしている印象を持った。

会場には、STAXの技術部長さんがいらっしゃったので、いくつか質問をさせていただいた。

・ナンセンスな質問かもしれないが、SRM-T8000はSR-009をベースに開発されたのか。(私)

SR-009をはじめ、STAXのイヤースピーカ全てを網羅できるような開発を行った。(STAX)

 

SRM-T8000は真空管を2本用いているが、メンテナンスの間隔としてはSRM-007tAと同様と考えて良いか。(私)

これまでと同様に本製品も定期的にメンテナンスいただきたい。(STAX)

 

SRM-T8000に搭載される予定のオプションスロットについて概要を教えていただきたい。LINEの入力端子が2つ追加される予定なのか。(私)

DAC、もしくはフォノイコライザを追加するかもしれないがまだ正式には決まっていない。長いスパンでSTAX製品を使用いただきたいという思いがある為、このスロットを導入した経緯もある。(STAX)

 オプションスロットの価格はどれくらいになるか。(私)

  こちらもまだ正式には決まっていない。(STAX)

 

3. まとめ

SRM-T8000を試聴し、前回気になっていた内容についてヒヤリングした。

試聴前はSRM-727Aを導入する思いが強かったが、今回の試聴結果でまた大きく印象が変わった。

ヘッドホンアンプとしてP-700uとTA-ZH1ESを結局両方購入したという経緯もあり、まずはSRM-727Aを所持した後で、状況を見ながらSRM-T8000の購入へ踏み切るといった選択肢もある。

STAXの開発部長さんは製品に対して非常に熱意がある方で、こちらも真剣に製品の導入を検討しようと考えた。

STAXブースにて試聴後にアンケートに答えると、STAXのバッグとパンフレット一式やロゴ入りのペンをいただけるので是非一度、2017春のヘッドフォン祭にて試聴いただきたい。

 

STAX(スタックス) 静電型イヤースピーカー SR-009

STAX(スタックス) 静電型イヤースピーカー SR-009

 
STAX ドライバーユニット SRM-727A

STAX ドライバーユニット SRM-727A

 

 

SRM-727AとSRM-T8000、どちらを買うか

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1. はじめに

2017/4/28の昼頃、SATX SRM-T8000が発表された。

現時点でトップモデルのSRM-T8000と、これまでSTAXのドライバとしてハイエンドであり続けたSRM-727Aについて簡単な印象を述べる。

 

2. SRM-T8000の印象

 

これまでのドライバと比較して圧倒的に綺麗な音を追求している印象。ノイズ除去や音質劣化を防いだ構造になっている。

また、拡張用のオプションスロット(LINE4の下、ネジで止まっている部分)が存在し、トップモデルとして徹底的かつ拘り抜いた製品であると感じた。

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STAXから新たなトップモデルドライバが発表されると噂されていた時、半導体式/真空管式か議論があったが、最終的にハイブリッド型という形となっている。

また、中身がぎっしり詰まっているという話もあったが、実際に中身を見ると盛り沢山で、未知なる音質を秘めているような雰囲気を感じる。

 

3. SRM-727Aとの印象

個人的には、真空管のメンテナンスが定期的に必要なSRM-007tAは購入対象から外れていた。また、SRM-727Aのしっかりした音が好みであったため、出力段が半導体型のSRM-727Aを軸として購入を考えていた。

SRM-T8000は、新ドライバも半導体式で...と思っていた部分もあったが、初段に真空管を用いており、更にオプションスロットが用意されていることから、SRM-007tAと同様に維持が大変になりそうな感じはある。

価格の面においては、予想を超える値段設定でSRM-T8000は60万を超えており、SRM-727Aの価格の5倍ほどはある。

なお、SRM-T8000ではオプションスロット使用時と未使用時で消費電力に差があるが、こちらについては「音」が聞ければ良いと思っているので特に気にしていない。

これとは別で、SRM-727Aではボリュームパスが可能だが、SRM-T8000もダイレクトモードが搭載されている。個人的には安価な方のSRM-727Aに別のプリアンプを接続して音質向上を図ってみるのも面白いと思っている。

実現する可能性は限りなく低いが、例えばAccuphaseのC-2420またはLuxmanのC-800fをセカンドユーザとして購入し、それにSRM-727Aを接続する構成にした場合、新品でSRM-T8000を購入するよりも別な楽しみがあると思っている。

しかしながら、やはりトップモデルとしての興味も薄れることがなく、欲張ってプリアンプとSRM-T8000を組み合わせてみたいという思いもある。

現時点では、メンテナンス性を考慮しない「SRM-727A」を購入対象として見ているが今後自分の中で方向が変わるかもしれない。

従って、最終的には以下の図のような構成にしたい。ダイナミック型の構成は既に完成しているため、新たに追加する部分は右の構成部分である。DA-06から受け取ったバランスでのアナログ信号をLS-X0iで随時切り替える方式にしている。

しかしこのような構成だとプリアンプ導入により、接点が多くなり音質劣化のリスクが考えられる。最適化の必要があると考えている。

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4. 今後に向けて

実は今回の発表に向けて、STAX SR-009を購入している。

STAX(スタックス) 静電型イヤースピーカー SR-009

STAX(スタックス) 静電型イヤースピーカー SR-009

 

従って、いずれは必ずSRM-T8000 / SRM-727Aのどちらかを購入することになる。

どちらも2017/4/29・30に開催される「春のヘッドフォン祭」に展示される予定のドライバであるため、もちろん自身としても現地へ聴き比べに行く予定である。

当日は、

SRM-T8000とSR-009との相性

SRM-T8000に搭載されるオプションスロット

・メンテナンス頻度

を念頭におくつもりである。

なお、ヘッドフォン祭でSRM-T8000を聴いた際の印象については、再度記事として述べる予定である。

実際に現地でSRM-T8000を聴いてみて、これまでに無い衝撃を受けることを期待する。

 

⇒2017/4/29 追記)実際に行ってきた

⇒2017/6/10 追記)  実際にSRM-727Aを導入した

HTMLを覚えたての人が作るホームページにありがちなこと10選

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1. はじめに

私はHTMLをはじめてから12年、CSSjavascriptを本格的にはじめて1年が経つ。

現在は無茶なコードを書きながら流行りのデザインを取り入れ「表面上は見栄えの良い」サイトを作成している。

最近はマテリアルデザインやレスポンシブWEBデザインなど、技術の発達とともにお洒落なサイトが増えてきたが、今回はそれに反して「HTMLをはじめたての人がホームページを作った時にありがちなこと」というテーマでお洒落なデザインを紹介するのではなく、10年以上前によく見掛けたダサいページに必ずと言っていいほど存在したページのデザイン例を10個紹介していく。

もちろん私も、HTMLをはじめたての頃は当時流行っていたYahoo!ジオシティーズでアマチュア感丸出しのサイトを作成していた。もちろん現在は当時作成したホームページを見ると広告まみれである。

 

2. ありがちなこと10選

さっそく、いくつかの「ありがちなこと」について述べていこうと思う。内容は箇条書きや実際にHTMLで紹介していく。

① とりあえず利用規約のリンクを作る

・荒らしはやめてください。荒らし禁止という規約を設けたがる

・当ホームページはリンクフリーです。と、誰もリンクしないのに一応書いておく

・<CENTER> <BR>を多用する。

・一応ホームページのバナーを作っておく

 

② 「◯◯のホームページにようこそ」を左右にスクロール

・HTML界のHello Worldと私は呼んでいる

◯◯のホームページにようこそ

 

③ 至るところが工事中

メニュー 工事中
利用規約 工事中
リンク集 工事中

 

キリ番ゲッターを作る (掲示板で報告は強制)

・トップページに「キリ番の方は掲示板で報告してください」と促す

・結局自分がキリ番を踏んで自演自作みたいになる

 

⑤ スタートページに設定、お気に入り登録ボタンを設置

・とりあえずHTMLの便利な機能を詰め込んでいく。

GoogleやYahooの検索窓を設置しておく

・使わないけどとにかくぶち込んでおく

 

隠しページを作る

・トップページの背景を白に、かつリンクの色を白にするとページのどこかを選択しない限り表示されなくなる。誰かが見つけてくれれば、という期待を込める

隠しページのリンク先は大抵クオリティの低いコンテンツかチャットルーム

・◯秒後にジャンプします ←不要

 

⑦ お問い合わせフォーム

・テキストボックスに文字を入力して送信ボタンを押すと何故かOutlookが立ち上がる

XSS未対策など、とにかくガバガバな仕様

 

⑧ 画像にマウスカーソルを載せると画像が震えたり別な画像に切り替わる

・やたらと特殊効果をつける

・画像をクリックするとミニゲームがはじまる場合がある

 

⑨ 掲示板設置

・放置してると出会い系の書き込みで埋もれるという事態に

・途中から自分の日記を書きはじめる

 

⑩ サイトを開くと音楽が流れる

・最強な機能。最も不要

・BGMはネットから拾ってきたMIDI

 

3. まとめ

本記事では、HTMLを覚えたての人がホームページを開設した際にありがちな10個の例を示した。

不用意にJavascriptを埋め込むと、危険なサイトとして認識されてしまうため、具体的な例が少数となってしまったことをお詫びする。

最近では、非常に分かりやすい本やサイトを参考にしながら自分でサーバをたてたり、CSSを駆使して綺麗なホームページを作成している方が多くなってきたように思う。

その中で今回挙げた例で応用できそうなものは「お問い合わせフォーム」くらいだろうか。

WEBデザインも年々変化していくので、トレンドを押さえながら美しくシンプルなページを作成していきたいものである。

RHA MA750を半年以上使用してみた感想&故障しても保証が効いた

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1. はじめに

昨年の夏にイヤホンであるRHA MA750を購入し、半年以上期間が経ったので印象を述べる。

また、本イヤホンについて故障した際のエピソードを述べる。

 

2. MA750購入の背景

私はMA750を購入するまで以下の低価格帯のイヤホンを所持しており、断線する度に少しずつステップアップしてきた。

iPhone純正イヤホン

パナソニック RP-HJE150-W

パナソニック カナル型イヤホン ホワイト RP-HJE150-W

パナソニック カナル型イヤホン ホワイト RP-HJE150-W

 

・ EP-630-BK

Creative インナーイヤー型イヤホン EP-630 ブラックモデル EP-630-BK

Creative インナーイヤー型イヤホン EP-630 ブラックモデル EP-630-BK

 

・HA-FX3X-B

JVC HA-FX3X-B XXシリーズ カナル型イヤホン ステルスブラック

JVC HA-FX3X-B XXシリーズ カナル型イヤホン ステルスブラック

 

 

これらのイヤホンは全て5000円以下で購入している。

低価格のイヤホンを乗り換えながら特に印象に残っているのは、RP-HJE150-WからEP-630-BKに変更した際の「低音がよく出ているなあ」ということだった。

昨年、ついにHA-FX3X-Bの片耳が聞こえなくなったので、これを機に更に機器をステップアップしようと考えた。

イヤホンにどれだけお金を費やすか妥協点を模索することも重要であると考え、グレードアップする際の検討項目として、私は以下の3点を挙げた。

・低価格イヤホンを圧倒する音質が欲しい

・断線など故障が起こりにくい

・1万程度の価格

 

今回記事で取り上げるRHA MA750は、

・イヤホンとして音質が評判

・ケーブルが頑丈+3年保証

・価格は1万程度

というように、検討項目と非常によく合致しており実際に購入に踏み切ったのである。更に下の画像の通り、イヤーピースも充実しており、何よりデザインが良い。接続端子付近の、まさに「オーディオ」感溢れるデザインが気に入っている。

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3. MA750の音質

・感想

MA750はそこそこ解像感があり、低価格帯のイヤホンと比較して「音全体が綺麗になった」印象である。また、キラキラした音をよく出してくれためアニソンとも比較的相性が良いと感じる。

曲の中で鳴っている楽器やボーカルは全て均一に、何かの音に埋もれること無くしっかりと鳴らしてくれる印象である。

しかしその分、平坦な音を鳴らしていると受け止められるかもしれない。確かに何かの音が味付けされて聞こえるわけでなく、曲の鳴り方を図で表すとすれば「均等な一直線」である。

そのフラットな音を好む方もいれば、ドンシャリ志向の方もいると思う。

個人的にイヤホンは移動時間に利用するためまったり長時間装着する場合が多い。従って、フラットな曲を鳴らしてくれるMA750は私にとって好みであり、何より「聴き疲れしない」のが大きな利点と言える。

 

・ヘッドホンとMA750の比較

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ジャンルが違い強引だが、試しにTA-ZH1ESにMA750とT1 2nd Generationをアンバランス接続し、聴き比べを行った。

音量を上げなければ、MA750はT1 2nd Generationを薄い板越しで聞いているような感覚だった。T1 2ndに何かフィルタがかかったような音がMA750であった。

また、曲中のシンバルの音はT1 2ndでは奥行きがありつつも控えめに鳴らしていたが、MA750は他の音と負けずと周りの音と同じ音量で鳴らしていた。この辺がフラットな音と感じさせられる。

結果的には両者の音自体は綺麗で、MA750はイヤホンとして見た場合、性能は価格的に見ても充分でコストパフォーマンスの高さを認識させられた。

 

4. 故障

今年に入り、自然にMA750の片耳出力が弱くなった。イヤホンの1番厄介なところで経験がある方も多いと思う。

MA750は3年保証ということでこの件について問い合わせた結果、最終的に新品を送付いただいた。

RHAは品質への拘りがあり、製品自体にも絶対的な自信がある中で3年保証と謳っている。乱雑な扱いをしない限り、イヤホンの耐久性や断線に不安があるならばこの製品をおすすめしたい。

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5. まとめ

今回は、RHA MA750の特徴や使用していく中で感じたことについて述べた。

最近は数万円代のイヤホンが続々と登場し、ハイエンドヘッドホンの価格にも並ぶ製品が出回っている。

その中で、どのイヤホンがおすすめかについては個人の好みによるため、この記事でもMA750の印象を述べるのみに留めている。

私としては今後も予算を検討し、試聴を繰り返しながら自分に見合ったイヤホン選びを行っていく予定である。

 

 

わたしのカメラ遍歴 (2017年度版)

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1. はじめに

私はこれまで約12年ほどカメラと共にしてきた。

そこで自身のカメラ遍歴と今後の展望を述べる。

 

2. 遍歴

2004年 オリンパス CAMEDIA C-2020Z *1

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 1999年に発売された211万画素の1/2型CCDデジタルカメラ。当時の価格は113000円ほど。

単三電池4本が必要だが純正の充電池があったはず。

大きく引き伸ばした出力をしない限りは、現在においても風景など綺麗に写る。

記憶媒体スマートメディアで、PCに取り込む際はPCカードアダプタを使用して写真を残していた。

個人としては3-4年ほど使用していた。

 

2009年 RICOH Optio E40 *2

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様々なコンパクトデジタルカメラが発売されていく中で、型落ちで9800円くらいで購入。手持ちでポケットにも収まるため、旅行先や競馬で撮るようになる。

1/2.5型で810万画素のカメラで、この年代では1000万画素超のコンデジが色々出ていた記憶がある。

単三電池2本稼働でこの辺からEneloopを使い始める。記憶媒体はSDカードでPCへの取り込みもだいぶ楽になる。

手軽に撮れるが、やはりズームの際に写真全体がザラついてしまうのが大きな課題だった。

以下の写真はOptio E40で撮影したトウカイテイオー

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※2009年はOptio E40以外に、フィルムカメラを一度経験している。結婚式の撮影依頼に応じ、MINOLTAのα3700iを使用して撮影を行った。

何故か新婚のほかに、結婚式会場のシャンデリアを撮っており苦笑した。フィルムの現像代がもったいない。

 

 2012年 Canon EOS Kiss X5 ダブルズームキット

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フィルムカメラにてローエンドの一眼を経験していたが、2012年に初のデジタル一眼レフを購入した。Canonはこのカメラ以前にも高性能なカメラをいくつかリリースしていたが、当時のエントリーモデルとしてこのカメラは非常に活気づいていた。

ダブルズームキットのため、ヨドバシカメラで12万ほどで購入したが、現在では中古で3万程度で購入できる。

AF9点、APS-Cサイズの1800万画素で記憶媒体はSDカード。

このカメラは最近まで長く使用していたほど、様々なフィールドで安定して撮影が出来るカメラである。自身としては、数々の競馬場にこのカメラを持っていき、付属の望遠レンズで多くの競走馬を撮影した。

このカメラで不満だった点は、3点ある。

・連写が3.7/秒

・シャッター音がやたらと大きい (キャッピッキャピッと言う)

・RAW + JPEGは4-5枚撮影でバッファが一杯になる

これらは競馬の撮影で大きな課題となっていた。

しかし、このカメラとは長い付き合いだったためいくつか思い入れの写真が撮れている。例えばオルフェーヴルのラストラン、パドックで撮影した以下の写真である。

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2014年 デジタルカメラの勉強を熱心に行う

デジタルカメラの原理や技術について全く語れるレベルでは無かったため、書籍で学習を行った。実際に様々な本で学習してみて、特に有益だった本は「体系的に学ぶデジタルカメラの仕組み」と「図解 デジタルカメラの仕組み」であった。

体系的に学ぶデジタルカメラのしくみ 第3版 (体系的に学ぶシリーズ)

体系的に学ぶデジタルカメラのしくみ 第3版 (体系的に学ぶシリーズ)

 

 

2015年 Canon EF70-200mm F2.8L IS II USM + Canon EOS 7D MarkII

・EF 70-200mm F2.8L IS II USM

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画質の向上を狙いLレンズに手を出した。レンズ沼の始まりである。

70-200mmはズームキットに付属していたレンズと違い、光の表現が格段とうまい。解像度は申し分なく、今でもメインのレンズとして用いている。

EOS 7D MarkII

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EOS Kiss X5での課題だった連写、シャッター音、バッファを全て解決したのが7D MarkIIであったので購入した。

AF65点、APS-Cサイズの2020万画素で記憶媒体はCF + SDのデュアルスロット。

RAWとJPEG同時記憶でも各媒体に振り分ければ、10数枚は撮影可能のため採用写真が格段にアップした。

実は、競馬のレース写真を本格的に撮り始めたのがこの時期からであったが、X5で悩まされながら撮影していたこともあって楽に撮影が行えている。

 

2016年 70-200mmを肩から落とす + Canon EF300mm F2.8L IS II USM

・香川旅行中に肩から70-200mmが落ちる

旅行中、運転士に乗車券を手渡ししようとしたが、乗車券が床に落ちてしまった。乗車券を拾おうとしゃがんだ瞬間、肩から7D2と70-200mmがズリ落ちてバスのステップを転がり回り、最終的にコンクリートに着弾したのである。

7D2は軽い打痕で済んだが、70-200mmは装着していたEXUSのレンズフィルタが歪み、取れなくなってしまった。ここでCanonのサービスセンタに依頼し、修理費約14000円で返ってきたのである。

幸いにも、レンズフィルタを装着していたおかげで前玉の損傷や汚れを防ぐことができた。カメラを落とすことは初めてだったので、このような保険は重要であると認識した出来事だった。

・EF 300mm F2.8L IS II USM

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ズームレンズしか所有していなかったため、単焦点レンズが欲しいと思い思わず購入した。主に競走馬を撮る用として現在も用いている。

実際に使用してみて、大変重量はあるがそれに見合った画質を提供してくれる。特に、画像全体がふんわり包まれるような味を出してくれるレンズである。

 

2017年

今年は、「Canon EOS 1DX」、「Canon Extender EF1.4x III」、「GITZO GT4542LS」、「Sachtler FSB6」を購入した。

・EOS 1DX

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単焦点レンズがあるからには、フルサイズとの組み合わせを試してみたく、かつてのCanonのフラッグシップ機を購入した。

現在、本機の後継である1DX MarkIIが発売されているが現在でも充分な性能を発揮する。AF61点、フルサイズの1810万画素で記憶媒体はCF + CFのデュアルスロット。

有効画素数はX5と同等だが、CMOSセンサの大きさからすると有利である。また、近年は高画素化が進んでいるが今回はそれに反して、1画素あたりに受光する面積を考慮しての1DX採用である。

このカメラを用いて驚くのが高感度撮影におけるノイズ耐性である。APS-CにおけるISO3200の撮影はノイズが出始め、中々手を出せないものであったが、1DXでは全く気にならないほどの画像が出力される。

全体的に高い性能を発揮するカメラであるため、現在ではメイン機として1DX、サブ機として7D2を運用している。

・Extender EF 1.4x III

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APS-Cで600mm超の焦点距離が必要な為、購入した。

画質は大きく劣化せず、非常に満足した画像が得られるが7D2でもAFがやや遅くなる。

しかし、遠くの被写体を捉えることが多いため集中して被写体を捉えれば苦ではない。

・GT4542LS

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これまで、980円のアルミ三脚を使用していたが重量のあるカメラが揃ってきたため、本格的な三脚を購入した。

三脚のメーカとしてマンフロット、ベルボン、スリック、ハスキーなどがあるがプロが愛用しているという安心感と、カーボン三脚*モジュール式という点に惹かれてGITZOを選んだ。

脚が太く、重さがあるが1DXと300mmを載せてもビクともしない耐久性がある。

4段あるため細かく調節ができ、花火大会などで運用を開始したいと思っている。

・FSB6

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GT4542LSと合わせるためのビデオ雲台。GITZOのシステマティックと組み合わせるためには、別にGS3321V75などのビデオアダプタが必要となる。

ビデオ雲台を選んだ理由は、ティルトとパンを複合した動きを実現するためである。これは、鳥を撮影する際に非常に有利な点となる。

また、Canon 600mmの超望遠を導入することを視野に入れているため、FSB6を選んでいる。

GT4542とFSB6を組み合わせると以下のようになり、本格的な撮影に望めると考えている。

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その他

現在使用している記憶媒体は基本的に国内正規のSANDISKを使用している。無期限保証かつ製品への安心感で利用している。

一度、SANDISKのSDカードが読み取り不能となった際も保証が効いて新品を送っていただいたことがある。

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3. 今後の展開

望遠系レンズが充実してきたので、今後は標準ズームである24-70mm F2.8を導入したいと思っている。しかし、純正では手ぶれ補正が無く、自身としては初夏に発売を予定している「SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art」が導入候補として挙がっている。

実際にこのレンズをCP+2017で確認し、現在もブラッシュアップ中ということなので、発売後の評判を見つつ検討していきたい。

同時に、高画素機の導入も検討していく予定である。

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4. まとめ

これまでのカメラ遍歴を述べ、今後の展開を述べた。

現在使用しているカメラ本体は1DXと7D2のみだが、様々な機器と共にしてきた。

今後も腕を磨きながら多種多様な撮影に望んでいきたいと思っている。

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