1. はじめに
休暇中に沖縄へ、4泊5日の旅行に出掛けた。本記事では、日程ごとに訪問箇所を記載し、現地の画像とともに振返る。
旅行期間 : 2019年1月11日~2019年1月15日
撮影機材 : EOS 1DX & EF70-200mm F2.8L IS II USM
なお、旅行の方針としては「レンタカー使用」、「服を脱いで海に潜らない」、「スポット重視」で周回している。
記事内で記載している入場料などの料金記載は、2019年1月時点のものとする。
2. 現地の気温/服装について
自身が沖縄滞在している間は、1月にも関わらず20℃を超えていた。長袖ワイシャツ1枚でも外を歩ける上に、厚着をしていくと逆に荷物となってしまうため、せめてパーカーなどの防寒着で済ませると良いと感じた。
天気の良い日は、太陽の日光は鋭く、日焼けするほどである。しかしながら、宮古島は現地の方の話によると雨ばかりだったようで、自身が訪問した日(1/14)は特に快晴で当たりの日だったようである。
※余談) 生き物について
1月という季節でも、沖縄にはブヨか蚊も生息しているため実際に自身も刺された。余裕があるならば虫刺されの薬も常備しておくと万全と感じる。また、ハブに注意!という看板が見受けられる。
3. 行程
・2019/1/11(金) -移動日
<戦闘機について>
那覇空港に到着すると、軍民共用のためか航空自衛隊のF-15ほかヘリが配置されていた。休日の朝だと施設の中にF-15が格納されているようであったが、平日のお昼以降だと、画像のように10機以上のF-15が綺麗に並んでいるようだった。
戦闘機が好きな方は、飛行機の窓側を確保すると最も間近で見られるかもしれない(特に左側の列)。また、飛行機が着陸/離陸する滑走路の通路でこれらがついでに見られるため、着陸/離陸まで退屈しないのである。
なお、この時期は辺野古移設の県民投票などで揺れており、毎日沖縄の地方ニュースでその内容が取り上げられていたが、実際の現地では殺伐とした空気は全く感じられなかった。
<美ら海水族館について>
沖縄本島の人気スポットである「美ら海水族館」は、実際の人気さに唖然としたほどである。実際に訪問した後の出来事であるが、水族館最寄りの高速道路出口の許田IC周辺からずーっと何kmも渋滞している光景を目にした。ちょうど日曜日の午後辺りを反対方面で通り過ぎてこの光景であったため、実際に美ら海水族館に訪問する際には余裕を持った行動をおすすめしたい。
実際に、自身らは美ら海水族館の最寄りのホテルに前日入りし、翌日の午前から水族館に入館した。混雑度はそれほどでも無かったので非常にスムーズに回ることが出来た。従って、水族館は2日目に後述する。
・2019/1/12(土) -美ら海水族館ほか観光地散策
<美ら海水族館について>
中では、巨大な水槽の中にジンベイザメやマンタが泳いでおり、その大きさに圧倒された。お土産も、ジンベイザメの人形や、32個で1080円のちんすこう(お菓子)など様々あり、ここでお土産を揃えておくのもありと感じた。
水族館といえばイルカショーであるが、水族館から多少離れた場所に会場が設置されており、内容としては地元ながらのBGMを基本としたショーが展開されていた。
美ら海水族館は、海洋博公園にあるため、そのほかの施設である植物園やプラネタリウムなども存在するので1日遊ぶことも可能と思われる。
美ら海水族館 駐車場有(無料) 入場料¥1,850
水族館の周辺には世界遺産の「今帰仁城跡」があるため、余裕があれば訪問しても良いかもしれない。しかし、自身らは、ここから近めの周辺の島を散策しようと、「古宇利島」という場所へ向かった。
<古宇利島について>
古宇利島は、古宇利オーシャンタワーやハートロックなど若者恋人向けの観光場所に適していると感じた。古宇利オーシャンタワーでは、展望台に鐘が設けられており実際に自由に鳴らすことができる。私は一人で鳴らし、気まずい雰囲気となった。
ハートロックは、岩の形がハート型をしており、実際には上の画像のような形をしている。干潮時には、別の角度から岩を見ると逆ハート型の岩が見られるようだった。実際に訪問した時間としては、15時辺りだったため、干潮時を狙うとよりハートロックが楽しめるかもしれない。
ハートロックは、古宇利島の上の方にある。レンタカーで島を一周するのに20~30分ほどなので外回りで立ち寄るのが良いかもしれない。
余談)ハートロックの駐車場は1番安くて近い箇所で200円。しかし、200円の駐車場ではビーチサンダルの貸与と足を洗う水道を提供してくれたため、それらを込みと考えれば良心的な価格設定と言える(駐車場からハートロックまで砂浜とサンゴの上を歩くため、必ず足は汚れる)。
古宇利島
・古宇利オーシャンタワー 駐車場有(無料) 入場料¥800
・ハートロック 駐車場有(¥200~) 入場料無料
<いこいの駅いずみについて>
お土産などで立ち寄った。ちんすこうが290円ほどで売られていたのが面白かった。
いこいの駅いずみ 駐車場有(無料) 入場料無料
・2019/1/13(日) -米基地、ほか観光地散策
<ナゴパイナップルパークについて>
パイナップルを満喫したい方はこちら。パイナップル尽くし。子供連れにいいかもしれない。古宇利オーシャンタワーと系列らしく、入場券を持っているとお菓子がもらえた。本施設は、歌が特徴的で洗脳される。
ナゴパイナップルパーク 駐車場有(無料) 入場料¥850
<嘉手納基地について>
次に、米基地について触れることとした。はじめに、嘉手納基地を見に行った。嘉手納基地は、戦闘機の離着陸が特に多い箇所らしく、音の方も凄いようだった。嘉手納基地の戦闘機を見る際は、「道の駅かでな」の展望台をおすすめしたい。レンズも200mmで撮影し、トリミングすれば上のような戦闘機を撮影することができる。
ただし、この日は日曜日であったため戦闘機の離着陸は伺うことは出来なかった。上記に撮影した画像は、沖縄から帰る日の平日午前に再度撮影したものとなる。基地の戦闘機を見学する際は、できるだけ平日を推奨するような情報も見られた。自身らは、帰る日にも「道の駅かでな」に立ち寄ることによって離着陸するF-15を30分で10機ほど見ることが出来た。あまり長くはいなかったため、F-22など他の機体を見ることは難しかったが、登場する機会もあるようである。
余談)私はロシア機のSu-47が愛機である。独房!連れて行け!
道の駅かでな 駐車場有(無料) 入場料無料
<普天間基地について>
話題の辺野古移設は、この普天間基地が関係している。基地の周りは住宅地がすぐ側にあるようだった。自身が訪れたのは日曜日だったため、やはり戦闘機などは離着陸しておらず、画像のようにオスプレイが綺麗に並んでいる中、シーンとしていた。平日に訪問すれば、より雰囲気が感じられたかもしれない。普天間基地を見る際は、「嘉数高台公園」の展望台をおすすめしたい。階段を登ると奥に地球儀のような建物があり、そこから基地周りを一望することができる。
余談)嘉手納基地と同様、やはり展望台から基地までは距離があるため戦闘機を撮影する場合は、それなりの焦点距離が必要と感じた。今回は長期の旅行なので撮像素子APS-Cと300mm F2.8のレンズは荷物となり携帯しなかった。焦点距離はおよそ600mmあれば戦闘機の撮影としては充分と感じた。
嘉数高台公園 駐車場有(無料) 入場料無料
<首里城について>
教科書にも載っている有名な観光地である首里城を訪問した。途中まで無料で、歩いて美しい建築物を見ることができるが、写真に掲載している最も豪華なエリアへ入るには入場料が必要となる。しかし、展望台のような高い箇所が無料で歩けるエリアにあるので、その間から中を眺めることもできる。上記の画像も、中へは入らず、隙間より撮影したものとなる。なお、最も豪華なエリアより奥の世界も開放しているようなので、タイミングがあれば抑えておきたいポイントと考えられる。
首里城は「首里城公園」としても広く、スタンプラリーも展開されていたので結構時間を潰せる観光地であることが分かった。駐車場については、意外と混んでいるので注意。
琉球建築が美しい首里城“奥”の世界がついに開園!期間限定で無料開放 | CAPA CAMERA WEB
首里城 駐車場有(無料~有料¥500) 入場料途中まで無料 中は¥820
・2019/1/14(月) -宮古島散策
4日目は沖縄本島より、飛行機で宮古島へと向かい、観光した。同様にレンタカーを借り、島をまわることとした。レンタカーの担当の方によると、宮古島といえば海と3つの橋(池間大橋、来間大橋、伊良部大橋)と聞いていたので念頭に置きながら周回した。
<伊良部大橋~伊良部島について>
伊良部大橋は、2015年に完成した橋で宮古島の中で、最も魅力的な橋となる。3540メートルほどあるようだが、地元の人は歩いて通行している人もいるようだった。橋を渡っていると、両隣の海がかなり綺麗である。一般的に海は、表面が青くまさに「水」という感じがするが、宮古島の海は水が透明かつ水色で「聖水」という感じがした。砂浜も非常にサラサラして、時折サンゴも混ざっており美しいものだった。
伊良部島では、以下のスポットに立ち寄った。
牧山展望台 (伊良部大橋を含めた海を一望できる。) 駐車場有(無料) 入場料無料
通り池 駐車場有(無料) 入場料無料
渡口の浜 駐車場有(無料) 入場料無料
<うえのドイツ文化村/シースカイ博愛について>
ここからは伊良部島より離れ、宮古島内の話に戻る。宮古島内には、うえのドイツ文化村といったスポットが存在し、立ち寄ることとした。なぜドイツなのか簡単に詳細を確認すると、「台風でドイツの船が座礁し地元の人が助け、これを聞いて感動したドイツの皇帝が記念碑をあげた」のが背景のようだった。園内は基本的に入場無料だが、記念館などは一部入園料があるようだった。上述の内容についての資料などがあるかもしれない。ちなみに記事のトップ画像は、うえのドイツ文化村で撮った写真である。
うえのドイツ文化村 駐車場有(無料) 入場料無料(一部施設有料)
次にシースカイ博愛について述べる。シースカイ博愛は、「服を着たまま海に潜れる船」である。旅行の方針として掲げていた「服を脱いで海に潜らない」を見事に達成するものとなった。船は、海中までめり込む形で中に入れる構造となっており、窓からサンゴや魚を覗けるようなイメージである。
当日の天候次第となり、自身らは当日の訪問で予約無しで乗船することができたが、事前の予約が必要そうである。また、満潮の際に乗船するとサンゴの真上に船が通過できるため、上の画像のような光景が見られた。運が良いとウミガメが見られるそうで、自身が乗船した船も上の画像のようにウミガメが登場し、撮影に成功した。
船内では、海中の様子をガイドする方がおり、ウミガメを見つけると即座に乗船者に位置を共有してくれる。その他にも、泳いでいる魚の情報などを解説してくれる。
天候が良い日と満潮の時間にたまたま乗船し条件が良かった自身らは、非常に充実した内容となった。
シースカイ博愛 駐車場有(無料) 乗船料45分ほど¥2,000
<東平安名岬について>
海沿いに灯台があり、階段で昇ることができる。周辺の波や、青と緑の綺麗な海を上から眺めることができる。入場に大人1人200円。
東平安名岬 駐車場有(無料) 入場料 ¥200
<砂山ビーチについて>
砂山ビーチは、その名の通り砂浜の中に、アーチ状でできた岩がある。1月時点では、崩壊の危険からか補強が行われている様子だった。 ビーチで実際に海なので、泳いで楽しんでいる観光客が殆どだった。
砂山ビーチ 駐車場有(無料) 入場料無料
<宮古島の所感>
本記事で述べたスポット以外にも、多くの観光場所が存在する。今回は日帰りでの宮古島観光となったが、正直、島を一周するのにも時間を要すため1日で全てを訪れることは難しかった。今回、池間大橋を通ることが出来なかったため次回に機会があれば池間島方面を訪れたいと思う。
全体的に宮古島は、のどかで綺麗で、自然を堪能するならば非常にオススメの場所であることを実感した。同時に、石垣島の雰囲気も味わってみたくなった。
宮古島の海については、監視員などは見受けられず、看板などに「自己責任」という文言が目立った。事故も発生しているようだが、訪問の際には冷静に立ち回っていただければと思う。また、クラゲなどの危険な海洋生物もいるらしく、ここにも陽キャの敵がいることを実感した。
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・2019/1/15(火) -買い物重視、帰宅日
沖縄は、免税店が存在し、国内旅行でも「Tギャラリア沖縄」などでブランド物が免税で購入できるようである。県外から来たという点と、空港出発の2時間前であれば、Tギャラリアで購入した免税の商品が空港で受け取れるようである。
自身の好きなカルティエやタグホイヤーの腕時計など、有名ブランド物なら比較的なんでも揃っており豊富であった。インフォメーションが設けられているので不明な点も問い合わせられる。
ここで自身はブルガリの「LE GEMME」という香水を発見し、購入してないものの、一目惚れした。免税以外の要素でも単純にショッピングとして楽しめる施設であった。
Tギャラリア沖縄 駐車場有(無料) 入場料無料
4. まとめ
今回は、沖縄旅行の訪問場所を記載し、それぞれについて所感を述べた。今回紹介した書くスポットには、クーポンなども存在するため事前に計画をしておけば、通常の入場料よりも安く購入することができると考えられる。
訪問して特に良かった箇所は、宮古島そのものであった。風は強いが空気や雰囲気が好きで、水面の綺麗さと共に心が洗われるようだった。歌詞や絵などに登場するシーサーやサトウキビ畑も実際に現地に存在し、特にサトウキビの収穫時期になると地元の方は非常に忙しくなるようだった。
宮古島に限らず、本島においても地元の方は優しく、現地の状況やオススメを教えてくれた。グルメにおいても「沖縄そば」などがあり個人経営で店を運営しているところも多いようだった。
次回、沖縄にまた訪問した際は、本島の隠れスポットや石垣島などに着目していきたいと考えている(実は「劇場版のんのんびより」の聖地巡礼を行おうと計画を立てていたが、聖地は石垣島にあるらしく、それを知ったのは宮古島の計画を立てた後であった)。
沖縄へ旅行を検討している方向けに、現地の雰囲気等が伝われば幸いである。