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【テレワーク】Jabra SPEAK410 SPEAK510 SPEAK710を使ってみた感想と違い

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1. はじめに

 私は仕事でWEB会議を行うことがよくある。テレワークが加速したことにより、家や外出先でWEB会議をすることが多くなり、スピーカーやマイクを持ち歩くことが多くなった。私の会社では、Jabraのマイクスピーカーが部署により複数配備されており、マイクとスピーカーが一体となったJabra SPEAKを利用している。スピーカーマイクはマイクとスピーカーを兼ね揃えており、別々に機器を使い分ける必要もなく、手間が減りスペースも有効活用できる。

 Jabra SPEAKは複数人の社内での会議や出先での会議を想定したものであったが、テレワークにおいても同様に使用することができると考えたため、私は職場で配備されているSPEAKシリーズを購入し、個人で所持することによって自分の好きなタイミングで活用できるようにした。

 本記事では、Jabra SPEAKのシリーズの中から、これまで実際に使用したことのあるJabra SPEAK410、SPEAK510、SPEAK710の感想を述べ、比較結果を述べる。

 

 

 

2. SPEAK410 SPEAK510 SPEAK710 性能比較

 以下に、それぞれのJabra製スピーカーマイクの性能比較した結果を示す。なお、SPEAK810は大会議室用で高価なモデルのため対象外としている。また、SPEAK750が2020年に新発売されたため、補足的に性能対象として追加している。

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-SPEAK410

 Jabraスピーカーマイクのモデルで一番安価なモデル。バッテリーは内蔵されていない。少人数制でのWEB会議を想定したモデルで、PCとはUSB-Aで接続する。通話の開始・終了、ミュート、音量調節はタッチ式となっており、基本的な機能は備わっているため気軽に会議を始めたい方向けには適合している。自身の会社では、このモデルが導入されている。

 音質は至って普通で、稀にノイズが検出されるが基本的に安定した音声が供給され、不便と感じたことはない。若干音質は籠もって聞こえる。

 

-SPEAK510

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 SPEAK410 にBluetoothとバッテリーを搭載したモデル。SPEAK410と同様に基本的にはUSB-Aでの接続を行う。機能としてはSPEAK410と酷似しており、増えた機能としてはスマートボタンやBluetoothなどのタッチパネルの項目が増えた程度。スマートボタンは普段の会議で使用しないため、結局はBluetoothやバッテリーが必要かどうかで判断する形となり、必要なければSPEAK410で良いと思われる。音質や集音範囲はSPEAK410と同様のイメージ。

 例えば、PC以外にスマホからでも通話・会議したいというのであれば本モデルは有効活用できる。 なお、SPEAK410,SPEAK510はUCモデルとMSモデルがあり、3.5mm ピンジャック(イヤホン用)搭載であるか否か、という点もあるのでモデルによって仕様が異なる点は注意したい。

 

-SPEAK710

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 SPEAK410,SPEAK510とは製品の外観ががらっと変わり、オシャレ感が増している。集音範囲はSPEAK410,SPEAK510より広がっているため、多少離れたところから話しても相手に聞こえているイメージがある。また、音質も下モデルより向上しており、籠もったイメージは持たなくなった分、やや高音がシビアに表現され、若干耳に刺さる時もあるが大きく気にならない程度である。

 本モデルはもう一台同じものを用意し、ペアリングすればより多くの人数で会議することができ、将来性の拡張も見据えての導入もできると考える。自身は最終的に本モデルを購入した。自宅での会議や出先の会議で両方とも有効活用できるモデルと考えたためである。

 なお、Bluetooth・バッテリー搭載で、製品の裏側にはスタンドが設けてあり、スピーカーマイクを立てかけられる構造となっているため、マイクへ話す際も、意識することなく便利である。ちょっと高品質なスピーカーマイクを使用したい方向けに最適なモデルである。

 ちなみにSPEAK710にもMSとUCモデルがあるが、インターネット上には「SPEAK 710+について、Microsoft社が認定した SPEAK 710+ MSと、一般的なSPEAK 710+ UCがあります。SPEAK 710+ MS版はMS用に最適化されているのみで、その2機種に性能の差は殆どありません。」という記述がある。SPEAk410とSPEAK510はイヤホンジャックがついていたじゃないか、、と思い、SPEAK710 MSの画像をよく目を凝らしてみてもイヤホンジャックぽいものは見つからなかった。従って、SPEAK710はUC/MSどっちでも良いと思われる。

 

-SPEAK750

 2020年に発売されたモデルで、機能自体はSPEAK710と大きく変更はないが、「フルデュプレックスオーディオ」が追加され、日常の会話のように通話の両方の音声を同時に送信可能な自然な会議が行えるようになっている。SPEAK410,SPEAK510,SPEAK710は相手が喋っている際に、自身が話し始めると音声が途切れたり、相手の音が小さくなってしまうという欠点があった。本モデルのフルデュプレックスオーディオにより、それが解消されるのではないかという期待を込めているが、まだ使用したことはないため、本記事では補足的に紹介した。

 予算に折り合いが付けば、SPEAK710よりこちらのモデルを採用した方が後々便利になると思われる。

 

3. 結局何を買えばよいのか?

 各モデルにおいて、重量や大きさはほぼ誤差レベルと考えてよいだろう。機能単位で見た場合、Bluetooth・バッテリーがほしいならばSPEAK510、必要なければSPEAK410をオススメする。また、ちょっと品質の良いWEB会議をしたいというならばSPEAK710,SPEAK750が視野に入ってくる。その中で最新の製品で自然な会話を求めるならば、SPEAK750を推奨したい。特に、SPEAK710,SPEAK750はデザインが良いため、自身は使用が楽しみになり、会議自体への意欲にも繋がっている。全モデルセットアップはUSBをPCに接続するだけで完了しすぐ使え、タッチパネル式の基本的な操作方法は統一されているため、導入はスムーズに行える。

 ただし、上位モデルになるほど金額は高くなるためどこまで機能の妥協をしていくかは個人の判断となってくる。

 

4. まとめ

 今回は、Jabra SPEAK410 SPEAK510 SPEAK710をそれぞれ比較し、製品ごとの使用してみての印象について述べた。Jabra製品自体は品質がよく保証も数年設けられていることから、安心して使用できるものと考える。各モデルにはUSB-A接続のための線が設けられているが、製品の下部に線を巻けるスペースが設けられており、邪魔になることはなくコンパクトな運用も可能なところが利点である。

 自身は、仕事にてSkypeを主としたWEB会議を行っているが、Jabraのスピーカーマイクを個人で導入したことによりヘッドセットが不要となりWEB会議をよりスムーズに行うことが出来た。今後機会があればSPEAK750を導入したいと考えている。

 

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