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フジヤエービックとeイヤホンの買取査定を利用した比較感想【ハイエンド編】

1. はじめに

 オーディオ製品の買取においては、様々な買取業者が存在するが中でもイヤホンやヘッドホン等のエントリーからハイエンドに馴染みがあるサービスに、eイヤホンとフジヤエービックが存在する。今回は、両方の買取査定を宅配買取にて実施したので実際に利用した比較を述べる。なお、買取した製品の前提として定価20万以上のヘッドホンとし、ハイエンドを対象とした売却に関する報告となる。両者を比較する理由としては、HP上に公開されている最大買取査定金額が似ており、専門店としてもよく利用されていることからサービスの差異を改めて整理したい狙いがあったためである。

 なお、比較内容はいずれもホームページ上に記載のある内容をもとに比較し、実際にハイエンド製品の売却を前提に、実際に利用した場合に「どのケースであれば利用しやすいのか」という観点で所感を述べる。従って、他の比較対象となる査定商品の豊富さについては対象外とする。

 

2. eイヤホンにおける宅配買取

2.1 宅配の特徴

 ホームページにて無料梱包キットを申し込み、商品に応じた大きさのダンボールを指定し、買取申込書、緩衝材が一式となって送料無料で送付される。ダンボールを自身で用意すれば査定が200円アップするチケットが貰える点が特徴となる。また、一部の製品で保証書または購入証明書の添付が必要な製品がある。なお、査定結果の金額によりキャンセルを行った場合の返送料も無料となる点がポイントである。

 フジヤエービックと比較した場合、異なる点は

ダンボールを自身で用意すれば査定がアップする制度はフジヤには無い

・査定をキャンセルした場合の返送料はフジヤの場合、支払いが必要な場合がある

・一部の製品の保証書・購入証明書はフジヤで求められない場合がある

ということである。フジヤエービックの買取内容の補足については後述するが、宅配に関するサービスはeイヤが上回っている印象となった。

 

2.2 査定金額の特徴

 査定金額はHP上に掲載されており、最大金額として目安になりやすい。外箱はなくても減額にならない。付属品の欠品やニオイ・汚れ・キズは減額対象となる。また、ある程度綺麗にした状態で梱包すると高額査定に繋がりやすいという表記が以前に見られた。拭き取れる小さな汚れを梱包前に綺麗にしておくと、減額リスクを回避できるということになる。

 eイヤホンは小さなキズでも減額となる。例えば、ハウジングにスレがある場合は自身の場合、HP上の最大査定金額からマイナス1500円の減額があった。一般的にオークションやフリマサイトで「ややキズや汚れあり」とされるものは減額の対象と言ってよいだろう。もちろん、より目立つ傷や汚れがあれば、更に大きな金額が減額となる。

 査定結果はeイヤホンの場合、メールで送付され同意するか否かの回答を求められる。承諾した場合、数日以内に査定結果の振込が行われる。

 フジヤエービックと比較した場合、異なる点は

・多少の小傷はフジヤでは減額対象とならず満額で査定される場合がある

・下取りの査定で5%アップキャンペーンがフジヤで実施されるとeイヤより査定が高くなる

・査定結果はメールが届き、マイページで承諾の可否をボタンで回答する。こちらからは終始無言の取引が可能。

ということである。フジヤエービックの買取内容の補足については後述するが、査定に関してのサービスはフジヤエービックが上回っている印象となった。

 

3. フジヤエービックにおける宅配買取

3.1 宅配の特徴

 ホームページにて無料梱包キットをカートに入れて申し込むと、商品に応じた大きさのダンボールが店舗で用意され、買取申込書、緩衝材が一式となって送料無料で送付される。査定結果の金額によりキャンセルを行った場合の返送料はメールの注意書きによると、着払いで自宅に返送されるため、自己負担が必要であった。

 2.1で述べたが、買取査定に対して自身のない製品の場合は宅配が手厚いeイヤホンが選択肢となると認識した。

 

3.2 査定金額の特徴

 外箱はなくても減額にならない。付属品の欠品やニオイ・汚れ・キズは減額対象となる。一般的にオークションやフリマサイトで「ややキズや汚れあり」とされるものは減額となると覚悟していたが、結果的に減額はなく満額で査定された。なお、買取明細上はハウジングに小キズが認識されていたが、満額の旨の補足が記載してあった。買取金額の承諾有無についてはマイページのWEB上で回答し、数日以内に金額が振り込まれた。

 2.2で述べたが、キズがあまりなく状態の良い中古品とみられ、査定に自身がある場合は、減額されにくいフジヤエービックが選択肢になると認識した。また、スムーズな査定のやり取りを希望する場合や、5%/10%アップキャンペーンとの併用でタイミングが良い際に利用しやすいものと認識した。

 

4. まとめ

 2章と3章で述べたように、買取査定を行うにあたり査定に自身のない製品の場合はeイヤホン、状態が良く査定に自身がある場合はフジヤエービックにて買取を行う方針が良さそうなものと判断した。しかし、フリマサイトが普及している中で全てを査定に出す機会は少ない。その中で傷のあるものは状態を記載した上でフリマサイトに出品し、専門店より高い金額を目指しつつも、今後の動作保証に不安があるものはクレーム防止のために専門店へ買取りに出す立回りも考えられる。

 eイヤホンもフジヤエービックもHP上で公開されている買取最大査定金額は似たような金額が示されており、結局のところは5%/10%アップキャンペーンで金額の差異が生じるところになる。そういったキャンペーンの有無、自身の査定対象の製品条件を見ながらどちらのサービスを利用するかはその時々に応じて左右されると思われる。従って、上記に記載した様々なケースを想定しながら、タイミングと出品対象の製品状態に応じた売却ルートを入念に考え、高い査定金額を目指すフローを事前に想定しておきたいものである。

 

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